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社畜転生記  作者: みっしぇる★
7/8

~第1章・夢見た異世界生活・番外編1~

「ありがとうございました」


クエストをクリアした冒険者を見送る。

はぁ、毎日筋肉ムキムキのおっさんを相手するの

嫌だなぁ。若い子来ないかなぁ…


「おはようございます」


また、誰か来た

ま、どうせおっさんでしょうけど


「はい、おはようございます、

本日はどのようなご用件でしょうか?」


「あ、はい、あの冒険者登録したいですけど」


え!嘘!?若い子来た!


「あぁ、なるほど分かりました、

えっと、お名前は?」


「あ、アキラです。」


それも、可愛い!


「分かりました、準備ができ次第また

お呼びしますので少々お待ちください。」


「ありがとうございます。」


これは、チャンスなのでは!

久々に若い子で可愛い!絶対仲良くなりたい!!


「アキラ様~」


「あ、はい」


「えっと、ご準備が出来ましたので

よろしいですか?」


「分かりました」


「はい、では冒険者についてお教えしますね」


「よろしくお願いします」


「はい、えっとまずランクから

冒険者には冒険者ランクというものが

ありまして、E→D→C→B→A→Sの順にあって 最初は原則ランクEからです。」


「次にランクアップ条件ですがランク内クリアを20回もしくは次のランク10回です。」


「また、特別にこの街及び国に貢献したと

判断されればランクアップする時もございます」


「最後に注意として最近初心者が焦って

高いランクや何枚ものクエストを受けて

帰って来ない人も多々見受けられます

あなた様もお気をつけ下さい」


「ありがとうございました!」


うわ!?純粋なありがとうだ!もはや癒し!

いつも、エロい目で見て感謝する

おっさんと全然違う!!


「いえ、お仕事ですから。

あ、あと私の名前はセリカです。

また、なにかご用でしたらお呼び下さい。」


「分かりました!」


ペコッ


今、ペコッてしたよ!可愛すぎない!


「おい!お前!」


「えっと、僕でしょうか?」


「ああ!お前だ!」


「何のようでしょうか?」


「お前、さっきセリカちゃんに

名前教えてもらってたなぁ?」


「ええぇ、それがどうしたんでしょうか?」


「ふざけんな!俺は

自分の名前を覚えられないどころか

ああやって紹介されたことも無いんだぞ!」


どうしよう、アキラ君がからまれてる

助けた方がいいかな?


「そ、そうですか…」


「なんだその態度!ふざけんじゃねぇ!!」


あ、あぶない!


「うわっ」


「な!?ぐへぇ!」


え!?嘘!あの子、見た目に反して強い!


「危ないじゃないですか!」


「くそ!生意気な奴め!」


ふぅ、良かったぁ、でも本当に強かったなぁ

可愛い上に強いなんて反則じゃない!

ますます仲良くなりたい!!


「君強いねぇ」


あ、あれは

Aランクチームのリーダーのレンさんだ


「え?」


「いやぁ、見せてもらったよ

凄い体術だったね、

あ、僕の名前はレンだよろしく」


「はぁ、アキラです。よろしくお願いします。」


「うん、いやぁ本当に凄かったねぇ

殴りかかれた瞬間切り返して組み倒すなんて

どうだい?僕たちのチームに入らないかい?」


凄い!あのレンさんにチーム勧誘されてる!

てことは、やっぱり相当強いのね。


「ええと、まだ登録したばかりで

まずはある程度ソロでいこうかと思ってて

当分はチームを組む気はありません

なので、申し訳ないのですが…」


あれ?断るんだ。


「いや、こちらこそいきなりすまなかったね

でも、君ならいつでも歓迎だから

気が変わったら言ってね!」


「ありがとうございます。」


「うん、じゃあまたどこかで」


「あ、はい、また」




「すみません、これしたいんですが」


き、来た!


「これですか?いきなり討伐系は

危ないですよ?」


まぁ、アキラ君なら大丈夫だろうけど

一応、念には念をね!

せっかく若くて可愛い子が来たのに

会えなくなったら嫌だしね。


「ええ、そうなんですが

前から故郷で魔物の駆除を

手伝っていたので大丈夫です」


なるほどね、だからあんなに強かったのね

お姉さん納得!!


「そうなんですね、分かりました、

でも無茶はしないように!」


「分かりました、気を付けて行ってきます」


「はい、頑張って下さいね」


はぁ、早く帰って来ないかなぁ、アキラ君


そうして、私はアキラ君の帰りを待った。


どうも乃英流です。

初の番外編でしたね!

なんと、セリカさんが

アキラ君の名前を覚えたのは

アキラ君が若くて可愛かったから!

いやぁ、なんと乙女チックでありがちな

理由でしたね。

でも、自分もあの状況なら

アキラ君と仲良くなりたいですね。

アキラ君、年齢に対して背が低く童顔なので

かっこいいより可愛いという

言葉がしっくり来ます

これからセリカさんは

アキラ君にどうアプローチするのか

見ものですね!

そして、次回はいよいよスキルが

どのようなものかが分かります!

ご期待下さい!


それでは、小説を書く機会を頂けてる

小説家になろう様、

そして、視聴者様に最大の感謝を。

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