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社畜転生記  作者: みっしぇる★
6/8

~第1章・夢見た異世界生活・第5話~

さて、さっそくギルドに向かおう!

いやぁ、こういうの本当に楽しいよねぇ

えっと、エレナさん曰く宿出て右に行ったら

すぐ分かるって言ってたけど…あ、ここだ

【冒険者ギルド・ギルシヤ支部】

なるほど、確かに一目瞭然だね

じゃあ、さっそく入るか


カランカラン


「おはようございます」


「はい、おはようございます、

本日はどのようなご用件でしょうか?」


うわっ綺麗な人だなぁ


「あ、はい、あの冒険者登録したいですけど」


「あぁ、なるほど分かりました、

えっと、お名前は?」


「あ、アキラです。」


「分かりました、準備ができ次第また

お呼びしますので少々お待ちください。」


「ありがとうございます。」


「アキラ様~」


「あ、はい」


「えっと、ご準備が出来ましたので

よろしいですか?」


「分かりました」


「はい、では冒険者についてお教えしますね」


「よろしくお願いします」


「はい、えっとまずランクから

冒険者には冒険者ランクというものが

ありまして、E→D→C→B→A→Sの順にあって

最初は原則ランクEからです。」


なるほど、ここら辺は思ってた通り

って感じだなぁ


「次にランクアップ条件ですがランク内クリアを20回もしくは次のランク10回です。」


「また、特別にこの街及び国に貢献したと

判断されればランクアップする時もございます」


フム、珍しい、この国は貢献制度もあるのか


「最後に注意として最近初心者が焦って

高いランクや何枚ものクエストを受けて

帰って来ない人も多々見受けられます

あなた様もお気をつけ下さい」


この注意はよく本で見かけてたやつだな

自分も異世界満喫出来ずあっという間に

死ぬのも嫌だから気を付けよう。


「ありがとうございました!」


「いえ、お仕事ですから。

あ、あと私の名前はセリカです。

また、なにかご用でしたらお呼び下さい。」


ザワッ


え、なんか周りがザワザワしてないか?


「分かりました!」


ペコッ


じゃあ、さっそく手頃なクエスト無いか

見てみるか


「おい!お前!」


え、僕?


「えっと、僕でしょうか?」


「ああ!お前だ!」


何だこの男、なんか感じ悪…


「何のようでしょうか?」


「お前、さっきセリカちゃんに

名前教えてもらってたなぁ?」


「ええぇ、それがどうしたんでしょうか?」


「ふざけんな!俺は

自分の名前を覚えられないどころか

ああやって紹介されたことも無いんだぞ!」


「そ、そうですか…」


お!まさかこれは受付嬢と仲良くしてる

主人公を妬んで、

いじめようとするよくみるあれか!


「なんだその態度!ふざけんじゃねぇ!!」


「うわっ」


「な!?ぐへぇ!」


「危ないじゃないですか!」


おや?案外弱い?いや、それとも僕が強い?


「くそ!生意気な奴め!」

よく分からんがどっか行った

迷惑な奴だったなぁ


「君強いねぇ」


「え?」


なんか、次はキラキラしてる人が来たぞ。


「いやぁ、見せてもらったよ

凄い体術だったね、

あ、僕の名前はレンだよろしく」


「はぁ、アキラです。よろしくお願いします。」


「うん、いやぁ本当に凄かったねぇ

殴りかかれた瞬間切り返して組み倒すなんて

どうだい?僕たちのチームに入らないかい?」


「ええと、まだ登録したばかりで

まずはある程度ソロでいこうかと思ってて

当分はチームを組む気はありません

なので、申し訳ないのですが…」


「いや、こちらこそいきなりすまなかったね

でも、君ならいつでも歓迎だから

気が変わったら言ってね!」


「ありがとうございます。」


「うん、じゃあまたどこかで」


「あ、はい、また」


そしてそのまま、レンさんはどっか行った

なんだったんだろう?

まぁ、いいか、

よし、今度こそクエスト選ぼ!

う~ん、薬草集めに犬探し

やっぱりEランクのクエスト

ってこんなものだよね

ちょっともの足りないかなぁ

自分のステータスの良さも確認したいし

お、Dランクだけどゴブリン退治があるぞ!

やっぱり異世界最初のクエストといったら

これでしょ!

よし、これにしよう


「すみません、これしたいんですが」


「これですか?いきなり討伐系は

危ないですよ?」


「ええ、そうなんですが

前から故郷で魔物の駆除を

手伝っていたので大丈夫です」


これは、止められる時ように考えてた建前だ。

もちろん初心者だから止められるのは

予想できた。でも、どうしても討伐系は

受けたかったので仕方が無しだ。

でも、美人のお姉さんを騙すのは

自分の為とはいえ気が引けるなぁ


「そうなんですね、分かりました、

でも無茶はしないように!」


「分かりました、気を付けて行ってきます」


「はい、頑張って下さいね」


そして、僕はゴブリンのいる

獣の森に向かった。




どうも乃英流です。

やっと、クエストを受けましたね!

受付嬢ももちろん美女です!

さっそくあまり、人を覚えない

受付嬢にも名前を覚えられて

ありがちな物語まっしぐらですね!

さて、次回は特別編、

受付嬢のセリカさん視点です。

普段、あまり人を覚えないセリカさんが

主人公を覚えようと思った理由が

分かると思います。


それでは、小説を書く機会を頂けてる

小説家になろう様、

そして、視聴者様に最大の感謝を。

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