~第1章 ・夢見た異世界生活・第2話~
~都市に向かっている途中~
「そういえば、お前さん名前は?」
あ、忘れてた、どうしよう
こういう異世界転生物って家名があると貴族
っていうパターンが多いからなぁ
面倒に巻き込まれるの嫌だし名字は隠すか。
そうだなぁ、
小林彰だし、安直にアキラでいいか。
「アキラです。」
「そうか、アキラか、俺はグレンだ。」
「よろしくお願いします。グレンさん。」
「おう、よろしくな。」
「お、見えてきたぞ。あれはギルシヤだ。」
「待て!ここからはギルシヤだ!
身分を証明出来るものを提示しなさい。
って、なんだ、グレンか
おや?そちらのお兄さんは?」
「あー、こいつは
なんか北方の村から冒険者になって
出稼ぎしに来たらしい」
「なるほど、てことは
まだ冒険者ライセンスは持ってないのか」
「はい、なので冒険者ギルドに
行きたいですけど…」
「分かった、じゃあ今から行ってこい、
っといいたいところだがなんせ今は
もうギルド閉まってるからなぁ」
「グレン、お前の泊まっている
宿紹介してやれよ」
「おう、そうだな」
「あ、あのすみません!
今確認したら手持ちが消えてて」
「はぁ!?いや、なるほど
多分お前さんが倒れてたのは
山賊にやられたな」
「グレンどういうことだ?」
「いや、こいつとあった時、倒れててな、
多分山賊にやられたんじゃないかなと」
「なるほどな、まぁ命取られなかっただけ
よかったじゃないか」
「ええ、ですがお金は無いので
今日は野宿しようと思います」
「おいおい、バカ言うなよ、
そんな軽装で野宿したら正直いって死ぬぞ?
夜中は魔獣も活発になるからなぁ」
「ですが、お金が無いので仕方ありません」
「あ~、よし、分かった今回は俺が払う」
「だ、駄目ですよ、グレンさん、
流石にそこまでしてもらうのは」
「いや、こっちだって助けた奴
次の日死んでるって思ったら
目覚め悪いからなぁ、
それにタダとはいってない、貸し1つな」
「…分かりました、助かります。」
「おう!じゃあ早速行くか!」
「あ、そうだ忘れてた俺の名前はフレンだ、
また、なんかあったらいつも門番してるから
ここに来てくれたら話を聞ける」
「あ、僕の名前はアキラです。
ありがとうございます、フレンさん」
「あぁ、じゃあ気を付けて行けよ、
グレンもじゃあな!」
「おう、フレンも仕事頑張れよ」
そして僕は
グレンさんの泊まっている宿に向かった。
いやぁ、今回からちょくちょく
後書き書かせて頂きます。
乃英流と申します。
紹介遅れまして申し訳ございません。
やっと街に入れたアキラ君。
スキルすらまだ出てないのは
こちらの采配ミスです。
次回は多分?よく「ありがちな」スキル確認が
出ると思いますのでご期待下さい。
それでは小説を書く機会を頂けてる
小説家になろう様、
そして、視聴者様に最大の感謝を。