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17~20


 守護 ~いつでもあなたの傍で~


 この人も昼を生きられない人ということだろうか。

 って、失礼だね。

 僕はそれよりも美しい夜の景色というものに憧れていたはずだ。

 そうだ、いつから僕は夜を暗いものでしかないように、そう捉えてしまうようになってしまっていたのだろうか。

 だって僕は夜の美しさを知っている、はずだった。



 永久不滅 ~僕たち二人の愛は止まることを知らない~



 変化 ~種はいつの間にか植えてあった~


 戦争、戦犯、全てを押し付けられて……。

 悪人は本当にみんな悪人だったのか、言われてみれば今すぐに、歴史の教科書を確認したくなった。古典の教科書を確認したくなった。

 悪人として語られてしまったその人が、全ての罪を背負って死んだだけなのだとしたら。

 戦犯として裁かれたその人が、人々の思い罪を背負って死んだ、聖人なのだとしたら。

 死後の評価を気にすることばかりではない、死んでしまったら、その当人が何を知るようなわけでもない。


 豊臣秀吉は、すぐに滅んでしまった豊臣家の運命を知らない。

 どんな預言者も、死後どれだけ崇められているかを知らないし、宗教戦争なんてことになっているだなんて思いもしない。自分の教えが争いの種として利用されているなんてことは知らない。

 最盛期を築き上げた親から立派な国を継ぎ、絶対王政の世界での王は、革命の訪れを知ることはない。悲劇のストーリーを知らない。


 知らないなら評価など関係のないものだろうか。

 けれど終わりを知っている人は、大きな十字架を背負ったまま死んでいく人は、死後のこともまた考えるのだろうか。

 死ぬのは怖くない、それは本心だろうか。

 遺される人へのメッセージのために、自らがそのときには死んでいることを知りながら、本心に反した言葉を残せるだろうか。

 死ぬのは怖くないなんて、言えるものだろうか。


 だけど死んだら星になるということなら、あの美しい星空の一部になれるのだったら、それほど素晴らしいことはないかもしれない。

 あれだけ憧れた星になれる。

 この僕が、恋い焦がれた星になれるんだ。

 手を伸ばしても届くことがなかった星を、掴むどころのことではない、星そのものになれるというんだ。

 それならそれは素敵なことじゃないか。



 後悔 ~自信がもっと付いたなら~


 怖くて堪らなかったの。臆病者って言わないで。どうせ、どうせの積み重ね。私のような私たち。

 気持ちとしては大きくわかるところであった。

 でも僕はだれかと一緒にいたいとそこまで強くは願わないし、人と一緒でありたいなどとも思わない。

 どうせどうせの積み重ねにはなるけれど、僕はその分だけ星を望む。



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