前へ目次 次へ 56/274 夜空 ~それを飾るもの~ 僕 途轍もないロマンティストで、夜空、特に月が大好き。 夢見心地になっていることが多く、現実が見えていない節もある。 夜空を愛する少年の、夜と昼とを行き来する輝きに憧れた物語。 舞台は少年の部屋の中。 最初の二話は「1.」月を待つ気持ち。昼の話はもちろんのこと、夜の話でも新月のため月は見えていない。 「16.夜」では十六日目、すっかり満月になった月を見上げる主人公が、新月のときと同じ感情に返っている。 男性 一人称