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22、23


 病弱軍師 ~桜の花のように美しく散ることを彼が望まないのなら~


 病気から解放されて面倒なことからも解放されて、やりたいことをしながら日々を満喫できている。

 表面しか見えていないからそうであると決めつけることはできないけれど、この少女はこの世界によって夢を与えられているのだろうといえた。

「あの、私、お二人にとても感謝しています。もうこれで本当に最後だと思うので、これだけお伝えしておきたかった。ありがとうございました。最後を長引かせるのは好きではないので、今回くらい潔くいかせてください。一度きりの人生で上手くいきませんでしたのでね」

 くるりと背を向けて、少女は歩き去ってしまった。



 人生 ~たった一度を楽しもう~


 たった一度と言われたところで、というところである。

 この世界に連れていかれたことにより、ある意味では最も弊害を受けているのではないだろうか。

 三人称の本でも褒められたことではないだろうに、一人称の本としては許されないことをしているのだろうな、僕は。



 そして運命へ





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