13~23
距離 ~背負う鎌倉の夢の夜に~
春 ~桜の頃へ交わす想い~
愛 ~それは偽りでも~
夜酒 ~君の香りに溺れて酔うも酒の所為か~
守護 ~いつでもあなたの傍で~
永久不滅 ~僕たち二人の愛は止まることを知らない~
変化 ~種はいつの間にか植えてあった~
気付いていない中で、どこかに変化の種といえるものはあったのだろうか。
注意して見ていたら、どこかで僕は変化への兆しを見つけることができたのだろうか。
黒幕が裁かれることはなく、実行犯こそが咎められるものだというのなら、僕はどれほど残酷な処刑をされるというのだろう。
我らが祖国への反逆のときか、散々攻撃してきて余程恨まれているであろう敵国の捕虜となってしまったときか。戦犯として、終戦のときに裁かれることになってしまうこともあるのかもしれない。
まさか我が国が負けるようなことはないだろうから、いつか訪れる勝利を告げる瞬間。
全て滅ぼし尽くしてしまい、敵国が荒野となり果ててしまったら。あるいはさすがに敗北を意識して、受け止めて、降伏をしてきたとしたら。そのときこの長い戦争が終わる。
長い戦争が終わったとき、僕は英雄でいられるのだろうか。
今、昇進してきて、ときに英雄としてもてはやされることもある。
敵を撃破して帰ったとき、僕を受け入れる声は聞きようによれば温かいものであるようにも聞こえる。
完全勝利を決めたとき、僕は戦争を象徴する兵器として裁かれるのではないかということが不安なのだ。
きっと平和を唱え出すに違いないのだ。戦争が終わったとき、今回もまたそう言うに違いないのだ。
そうなったら僕はやはり英雄ではなくて兵器として扱われることに決まっている。
反逆が成功するとは思えない。
我が国の強さは思い知っている。僕一人でどうにかできることなんて何もない。
それでも、運命に従い続けるにしては運命があまりに……っ。
後悔 ~自身がもっと付いたなら~
言葉 ~不器用なままで~
病弱軍師 ~桜の花のように美しく散ることを彼が望まないのなら~
人生 ~たった一度を楽しもう~




