表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
174/274

23

 

 人生 ~たった一度を楽しもう~


 自由で自然な会話は、わたしたちの間ではできません。

 会話が成り立たないとかではなくて、成立しないのです。いや、あれ、一緒ですね。

 しかし、わたしとあなたの苦手というものがわたしたちの間を割くのです。


 たった一度を楽しもうと決め込んでしまえば、どうにかなるものでしょうか。

 文字が読めなくても、楽しいことはいくらもありますものね。

 それに、何もわたしは目が見えないとかでもありません。何にそれほど困るということでしょうか。

 歌を楽しむこともできないあなたの隣で、わたしは何を嘆くのでしょう。


 あなたの描く綺麗な線を、文字として読み取れたなら、わたしもそれに返せるのでしょうか。

 わたしにも読めるように、あなたは大きな文字で、平仮名で書いてくれます。

 そうじゃなくて、あなたが書き並べる漢字も読みたいものなのですがね。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ