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永久不滅 ～僕たち二人の愛は止まることを知らない～
僕
小説家
妻のことを心から愛している
鬱予備軍
妻
専業主婦
上品なお嬢様
愛を愛して信じられない愛を愛で信じようとする愛と愛の物語。
舞台は二人の家。
男性 一人称
君を愛しているのは誰なのでしょうか
あはっ 僕も君を愛していますよ 愛してはいます
だから僕のライバルが一体誰であるのか
それを ちょっと知りたくなったってだけですよ
君が愛しているのは誰なのでしょうか
あはっ 怒らないで下さい 君を信じてはいます
ただ面と向かってそう…… 言われてしまうと
恥ずかしいような照れくさいような でも嬉しくて
ちょっと不安に思い 確認してみただけです
答えのわかりきった質問などして申し訳ございません
君を不快にするつもりはなかったのです
僕は君を愛しています この気持ち 嘘はありません
同じように 君も僕を愛してくれていましょう
それでしたら 僕のライバルなどいようがありませんね
誰が君を愛していようとも 同じことなのです
君自身が 僕を愛してくれているのですから
僕が君を愛し 君は僕を愛す これが完成体です
誰も邪魔をすることなど 出来ないのでしょう
二人が愛し合っている限りは永久不滅です
僕の愛は 君の愛は 二人の愛は きっと
気持ちが変わらずに続いている限りは
つまり永久に 不滅なのだと言い切りましょう
