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夜酒 ~君の香りに溺れて酔うも酒の所為か~
僕
28歳
ロマンティストで生真面目。
酒、煙草、ギャンブルの一切をやらず、夜遊び火遊び一切遊ばず絵に描いたような真面目の塊。
けがで入院をした妹の見舞いに行ったときに病院内の自動販売機の前で、車椅子の「君」に一目惚れをする。
そこから純情の純愛で「君」のことをたった一人愛すると誓った。
君
享年24歳
先天性の病で、体が丈夫ではなかった。
体が細く小さく、日差しを浴びてはならないため肌はひどく青白い。
運命に踊るまっすぐで哀しい恋の物語。
舞台は彼女を喪った後の「僕」の家。
男性 一人称




