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17.みんなの小説を自分の文体で書いてみよう!

 これが最後の話です。


 Twitterや友達の小説を読んで、それを自分の文体に書き直してみませんか?

 


 これって、【書かれる側】【書く側】両方とも得をするんです。


①やり方

②書かれる側のメリット

③書く側のメリット

④みんな違ってみんないい

⑤みんなで読むと楽しい


──────────────────────

①やり方

──────────────────────


1.Twitterなどで、やってもいいよっていう人を探す。

2.めちゃくちゃ自分の文体に変えちゃっていいですか?と許可を取る

3.セリフ以外の地の文は、全て自分の文章に変える

4.とにかく、原作の文がほとんど残らないくらい自分のものにすると楽しい


 とりあえずこれは、原作の方にちゃんと許可をとってやるのを忘れないでください。トラブルに発展しないようにするためにも、仲良い人のやつをやった方がいいです。




──────────────────────

②書かれる側のメリット

──────────────────────


 まず書かれる側は、基本【楽しい】です。

 ‎相手が、相手の文体で書いてれば書いてるほど、まるで【新しい小説を読んでいるか】のように錯覚します。


 でも、単なる新しい小説じゃないですよね。自分が好きなキャラクター、好きな展開の【新しい小説】なんですよ。



 私もある方にラムズというキャラが登場する話を、その人の文体で書いてもらったんですけど、


 ▲めっちゃドキドキしました!▲


 ラムズが、メアリに「俺の手の甲にキスして」って言うだけのシーンなんですけど、自分が書いたやつを読むよりもずっとドキドキしました。最高でした。幸せでした。



 あとは、冒頭のプロローグをある方に書いてもらったんですけど、


 ▲めっちゃわくわくしました!▲


 私としても、ワクワクしてもらえるようにプロローグ書いてるんですよ。ワクワクしてほしいんです。

 ‎そしてその人の方を見たら、少しずつ変わってて、そのこだわりが感じられて、それがもう【ワクワク】したんですよ!!!



 他にも、まだ書いてくれると約束してくれてる読者さんが何人かいます。


・『愛した人を殺しますか?――はい/いいえ』の拷問シーン

 →普段の小説で私のものよりもずっと難解な漢字や、言い回しが特徴的な作者様


・『愛殺(あいころ)』の魔法の戦闘シーン

 →普段の小説で、戦いのシーンにすごい胸熱展開を持ってきてくれる作者様


・『愛殺』の死ぬほど怪しいシーン

 →普段の小説で、怪しさMAXの描写がめっちゃ上手い作者様



 他にもいろいろいます。わかりやすいので、三人の方を書かせてもらいました。



 とにかく、こんだけ色んな種類の方に書いてもらえたら【死ぬほど勉強できる】と思いませんか?

 ‎彼らの文体を読んで、【自分の勉強になる】し【楽しい】と思いませんか?


 わたしは拷問シーンなら、ごりっごりの超グロいの、見たいです。

 ‎怪しいシーンの怪しさMAX、ぜひとも見たいです。

 ‎戦闘シーンで、胸熱だなあああ!って、思いたいです。


 作者には、それぞれ得意な文章の書き方、こだわりがあります。

 ‎わたしは言わずもがな、【わかりやすくて読みやすい】文章でしょうか。



 でもですね。何回も言ったけど、


【私の文章なんて大したことないんです】

【みんなの文章、素敵なんです】


 ぶっちゃけ、私の文体なんてこのエッセイ読めばもう書けますよ。


 わたしはただただ、【ストレートで短い文章】を書いてるに過ぎないんです。

 ‎なんでかって? 語彙力がないから。本当にこれに尽きます。わたしは語彙力がないんです。



 だから語彙力がある人が羨ましいです。難解な文章とか書ける人、羨ましいです。


【私に持ってないものを持っているから】



 みんなもその心を忘れないでください。


 ‎自分の文章が全てだと思わないでください。わかり易くて読みやすい文章が全てだとは思わないでください。

 ‎それぞれによさがあります。得意なことがあります。それを、吸収してください。自分の書き方に昇華してください。


 私のこの文体も、利用できるところを利用していってください。普段難解な文章を書いてる人も、少しだけ肩の荷を下ろして、ちょっとだけ読者に優しく書いてみましょう。

 ‎普段簡単な文章を書いてる人(私)は、もっと語彙力の勉強をしましょう。


 そのための

 ‎

#みんなの小説をわたしの文体でリメイク


 です。




──────────────────────

③書く側のメリット

──────────────────────


 じゃあ今度は、【書く側】のメリット。


 書く側もね、相手の文章を理解することが出来るんですよ。どんなふうに文章を書いてるのか、この話でなにが伝えたいのか、一番大事なことがなんなのか。

 ‎普段読む時は、相手の小説の語彙力とか、文章の構成とかほとんど見てませんよね。おそらく。


 でも、【自分の文体に書き直す】から、【再構築】しないといけないんです。


 つまり、


────

・普段難解な文章を書いてる人が、簡単な文章の小説を、自分の文体に直す時。



 簡単な文章から想像できる、様々な情景や人物描写を書き足していかなければいけない。


────

・普段簡単な文章を書いている人が、難しい文章の小説を自分の文体に直す時



・難解な文章のうち、【何が一番大切で何を目立たせればいいのかを】考えなければいけない。

────


 んですよ。

 ‎普段の難解な文章を書いてる人は、

 【描写力アップ】に繋がります。

 ‎普段の簡単な文章を書いてる人は、

 【要約力アップ】に繋がります。



 そして、自分と相手の文章を比べるからこそ、【他人の良さがわかり】【自分の良さが分かる】んです。




──────────────────────

④みんな違ってみんないい

──────────────────────


 なろうの小説家さん、たくさんいますよね。書籍化作家さんだけじゃなくて、ポイントが低い人、いっぱいいると思います。Twitterとかで、底辺作家(と俗に呼ばれる)人達、たくさんいると思います。


 ‎じゃあ彼らは書籍化作家よりも

 【劣っているのか】?


 いやいや、そんなこと絶対にありません。


 彼らの小説も、文章も、それぞれ個性があるんです。書き方があるんです。良さがあるんです。

 ‎それを見つけて、【自分のものに】しちゃいましょう。【相手を喜ばせて】あげましょう。


 自分がやるのも、やってもらうのも、めちゃくちゃ楽しい企画です。

 ‎是非やってみてください。



 これは、知り合いのやつをやる必要はありません。でも、必ず相手に許可をとってくださいね。【あなたの文体、私の文体に変えていいですか】って、許可をとってください。

 ‎じゃないと著作権的に問題になります。

 ‎公開するかどうかも、ちゃんとその原作者に許可をとってください。



 あとは、自分の小説を読んでくれてる人とか、仲良い人に書いてもらうとすごく楽しいですね!!

 ‎書いてもらった人は、ちゃんとお礼を言いましょう! そして褒めて上げましょう! 読んでどんな感想を抱いたのか、伝えてあげましょう!

 ‎せっかく時間をかけて自分の文章を書いてくれたんです! お礼を言いましょう!


 そして書く方は、自分と何が違ったのかを伝えてみてもいいかもしれません。

 ‎相手を【否定するのは】間違っています。【違う】だけなんです。


 お互いの文体を分かれば、これからの執筆生活が楽しくなりますよ。



 そうそう、わたしは、私の小説の文章を書いてくれる人がいたらめちゃくちゃ嬉しいです。特に、拙作『愛した人を殺しますか?――はい/いいえ』を読んでくれてる人は、ぜひとも声をかけてくださいね。


 あと、私の小説の中に、

『みんなの小説をわたしの文体でリメイク』

 という小説があります。


 原文と、私が書いたやつがのっています。

 ‎これを見比べると、【このエッセイで言いたかったこと】がけっこう伝わるかも知れません。興味がある人は読んでみてください。

 ‎これです。


▶https://ncode.syosetu.com/n5934es/




──────────────────────

⑤みんなで読み合うと楽しい

──────────────────────


 ふう。じゃあこの辺でこのエッセイはおしまいにしますね。

 ‎読みやすい小説作り、頑張ってください。


 Twitterなどの作者交流、楽しいですよ。


 自分が読んでる小説の作家さんには、積極的に絡みに行きましょう。感想を送って上げましょう。読了ツイートをしてあげましょう。

 ‎そして、【仲良くなりましょう】


 仲良くなったら、【どうやって小説を書いているのか】【どうやってその文体を使っているのか】聞いてみましょう。

 ‎なんなら、この企画やってみましょう。


 そんだけ仲良くしてくれたら、もしかしたら相手も自分の小説を読んでくれるかもしれません。


 みんなで読むの、楽しいですよ。


 【批判する】んじゃなくて、【受け入れましょう】。

 ‎受け入れて、自分のものにしましょう。批判するよりも受け入れる人の方が、相手の良さを認めてあげられる人の方が、ずっと成長すると、私は思っています。



 小説を書くの!楽しいですね!!



 ここまで読んでくれた人、みんなありがとうございます!!これが初めての完結作品です笑笑。


 今回のエッセイで勉強になった人がいたらいいなぁ~。


 感想とかブクマとか、レビューとか、どれもこれもしてくれたら死ぬほど喜ぶんで、よかったらお願いします!!



 読んでくれて本当にありがとうございました!!!!!

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ご好評いただいております!

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