10.ハイブリッド型の文章を目指したい人へ
このあと、私の文章の『段落の書き方』などについて、2ページに渡り紹介します。
この2ページは、今までに比べてかなり【オリジナリティ】があります。
つまり、本当に【取捨選択】してほしいんです。ただの【紹介】なんだってことを意識してください。私の小説を見習いたい人だけが読めばいいです。
「いや違うから! 間違ってるから! おかしいよ!」
とか言わないでください……。私はこれで書いてるんで……。他にも書き方はたくさんありますよ。当たり前です。私の書き方が全てとかありえないです。
単に、「私の文章の書き方を紹介」してるだけなんです。お願いしますよ、【紹介】ですからね?
■愛殺の文章を真似したい人のための指南書
──だと思ってください。
(愛殺というのは、拙作『愛した人を殺しますか?――はい/いいえ』の略称です)
まず、読む際に、ある前提があります。
■地の文が少ない人は真似できないし、真似しなくていい。
■地の文が長い人、硬い文章を目指してる人も真似しなくていい。読者に全てをじっくり時間をかけて読んでほしい人も、真似しなくていい。
これを理解しておいてください。
…………
とりあえずここで、私の文章の書き方を大雑把に紹介します。
それは、【ハイブリッド型】です。
少なくとも、ハイブリッド型になるように書いてます。
【ハイブリッド型】とはなにか、説明しますね。あ、これ私の造語ですからね。調べても出てきません。
読者は大きく2パターンに分かれると思います。
①を[ライトユーザー]、②を[しっかりユーザー]とします。今後は、この単語はその意味を指すと思ってください。これは造語です。
────
①[ライトユーザー]
・地の文が少ない方がいい人
・改行がたくさんあってほしい人
・人物描写や情景描写に重きを置いていない人
・【物語】だけを楽しみたい人
②[しっかりユーザー]
・しっかり描写がほしい人。
・地の文が多い方が好きな人
・【物語】だけじゃなく、じっくり読み込んで想像しながら小説を読みたい人
────
私の小説は、
この2パターンの人たちに対応した書き方なんです。
だからハイブリッド型。
(実際にできてるかは知らん)
①[ライトユーザー]の読者は、地の文が短い方が好きです。とにかく【ライトノベル】な文章を求めています。
だから、改行が多い方がたぶん好きだし、その方が読みやすいと思っています。
②[しっかりユーザー]の読者は、あまりにも地の文が少ない小説は好きじゃないと思います。軽く読めるかもしれないけど、心の中では【もっとじっくり読みたい】って思ってると思います。
私の小説は、地の文は長いです。
つまり、①[ライトユーザー]の読者は本来嫌煙する文章なのです。
逆に、②[しっかりユーザー]の読者はついてきてくれるでしょう。
じゃあ、①[ライトユーザー]の読者には捨てられるのか?
読んでもらえなくていいのか?
──いいえ。
それだと【多くの読者】には読んでもらえませんね。
だから、①[ライトユーザー]の読者にもなんとか読んでもらえるようにしているのです。ついてきてもらえるように【工夫して】いるのです。
つまり!!!!
私の小説は、
①[ライトユーザー]【テキトウに】読んでもいいし、
②[しっかりユーザー]【じっくり】読んでもいい
ように書いてるんです。
(実際にそうできてるかは謎)
読者が選択できるようにしてるんです。
軽く読みたい人のためにも、たくさん読みたいという人のためにも、書いてるんです。
だからこの【私の工夫に関する話】の大前提として、
■地の文が少ない人は真似できないし、真似しなくていい。
■地の文が長い人、硬い文章を目指してる人も真似しなくていい。読者に全てをじっくり時間をかけて読んでほしい人も、真似しなくていい。
こうなってるのです。
そしてあなたは、どっちの読者に読んでほしいですか?
この、①[ライトユーザー]と②[しっかりユーザー]の読者。
────
①[ライトユーザー]
・地の文が少ない方がいい人
・人物描写や情景描写に重きを置いていない人
・【物語】だけを楽しみたい人
②[しっかりユーザー]
・しっかり描写がほしい人。
・地の文が多い方が好きな人
・【物語】だけじゃなく、じっくり読み込んで想像しながら小説を読みたい人
────
①[ライトユーザー]に読んでほしいなら、地の文は短いほうがいいし、改行は多い方がいいです。会話文も多くしましょう。
②[しっかりユーザー]に読んでほしいなら、地の文は多いほうがいいです。漢字も難しいほうがいいし、硬い文章も好まれるかもしれません。
そしてそして、
【①[ライトユーザー]と②[しっかりユーザー]両方に読んでほしいんだよ!】
って人が、この次の2話を参考にしてください。
でも、私がこれから投稿するその2話は、私と【よく似ている文章】じゃないと、参考にすらならないかもしれなません。
だってそもそも、【私の小説の書き方】の紹介だもん……。別に万人共通の、一般論を話してるわけじゃないもん……。
(もちろん、他のやり方でハイブリッドになる方法もあるかもしれませんが、私は知らんのです。知ってる人は、感想欄じゃなくて、ご自分でエッセイを書いてくださいね!!)
参考にするためには、私の文章と似ている必要があると思います。そうじゃないと、参考にできないんですよ。
(段落は2~4行くらいとか、描写は云々とか、そういう話なのです。元々地の文が少ない人は、おそらく絶対に参考になりません。そして地の文を少ないままで行きたい人も、参考になりません。あと、地の文が少ない人を批判するつもりは毛頭ありません。それについては次のページに書いてます)
じゃあ、私のエッセイを参考にするためにはどんな文章にすればいいのか?
まず、①[ライトユーザー]向けに地の文を少なく書いてる人は、描写を増やさなきゃいけません。地の文を長くしないといけません。かなり苦労します。大変だと思います。
地の文増やせって言われても何書くんだよ!って感じだと思います。
それになろうユーザーは①[ライトユーザー]の人が多いので、頑張って増やす必要はあんまりないんですよ。
②[しっかりユーザー]向けに書いてる人が参考にするのは、まぁまだマシです。改行を増やしたり、段落の意味を意識すればいいだけです。(それは次のページで詳しく書きます)
②[しっかりユーザー]向けに書いてる人の方が、おそらく参考になると思います。【難解だった文章】が【分かりやすく読みやすく】なるかも?しれません。
とにかく、このハイブリッド型(だと私が思ってる)(実際にできてるかは知らん)の小説を目指したい人だけが、【参考になるかもしれない】話です。
正しいかは知りません。
このせいで読みやすいのかどうかは、知りません。保証しません。
私はこれをこだわってるけど、読者に「これがあるから分かりやすいんだよ~」って教えてもらったわけじゃないんで……。
半信半疑で聞いてください。
「えー? まじー? 本当にそうなのー?」
って感じで、聞いてください。
そうそう、当たり前ですけど、①[ライトユーザー]のための書き方も、②[しっかりユーザー]への書き方も、それぞれに対してはちゃんと【分かりやすい】んですよ。
地の文が少ないのが好きな人にとっては、【地の文が少ない文章】の方が読みやすいに決まってますよ。
地の文が多くて硬い文章が好きな人は、【地の文が多くて硬い文章】が読みやすいに決まってます。
でも!
わたしは両方を満足させる文章を書いてるんです!
書きたいんです!
だから、真似したい人だけが真似すればいいんです。無理にやる必要は本当にないです。①[ライトユーザー]のため、②[しっかりユーザー]のために頑張る方法も、全然アリなんです。それはそれで読みやすいんですから。
私の書き方が『ハイブリッド型』(?)だよって紹介してるだけで、他の小説の書き方が悪いわけじゃないんです。
納得できたら、使ってください。