ブロローグ
えーと、初めましておっさん(中身はピチピチの10代ですがw)です。投稿は初めてで小説を読もうは様々な作品を読ませて頂いております。誤字、脱字、文法ミス、変換ミスなど沢山のミスがあると思いますが何卒、温かい目で見守ってやってください。
「グアアァァァァァァァァァァァァァ!!!!」
黒と赤の色が鮮やかに織り成す、視る者全てを魅
了させるかのように混じり合ったその体は全長百メ
ートル、いや、それ以上ありそうな圧倒的なものだ
った。
「くそっ、なんなんだコイツは……」
「も、もう無理よ。こんなの私達二人だけじゃ不
可能だったのよ」
絶望の表情、掠れた声、満身創痍の身体、動くこ
とすらままならない。そんな二人に怪物がトドメの
一撃を刺そうと口から大出力の火炎魔法を放った。
その時、
「魔障壁<<フェアリーウォール>>!!!!」
ドッバァァァァァァァァァァァン!!
「「!?」」
「待たせたな。二人共、皆。大丈夫か?真打ちの
登場だ!」
「「誠徹!!「生きてたのか!「生きてたの?!」」
「ああ、なんとかな」
二人は涙で顔をぐちゃぐちゃに濡らしながら聞い
てきた。様子を見ると身体的にも精神的にも限界を
迎えていたのだろう。俺がもう少し……
「俺がもう少し早く着いていれば二人はこんなに傷
付くことは無かっただろうに。なんて考えているの
か?そんなことは無いさ。君が先の闘いであんなに
ボロボロになってでも闘ってくれたんだ。そのお陰
で僕達はこんなにも闘えたんだ。だから、そんな風
に考えないでくれ、誠徹」
「そうよ、誠徹。あなたのお陰なのよ?」
「……っ!そ、そんなこと考えているわけなかろう
!全く、世話の焼ける下僕を持つとこれだから……
」
「ゴアァァァァァァァァァァァァァァァァァッッ
ッ!!!!!!!!!」
怪物は大きな咆哮を放った後、先ほどの火炎魔法と
は比べ物にならない程の魔力を溜めていた。
「ヒッ!」
「クッ!誠徹!君だけでも逃げるんだ!もう、僕
達は見ての通り動くことすら出来ない。だからっ、
だから!せめて君だけでも逃げてくれっ!」
あんな怪物の前だ。二人が震え上がるのも無理はな
い。それでもなけなしの勇気を振り絞って言ってく
れたのだろう。俺はその勇気を汲んであげなくては
……、そんなことしてたまるもんかっ!!!俺は何
のために努力した?何のために強くなった?何を守
ろうとして此処まで来た?今、此処でこの<力>を
使わなくてどうする?なにになる?だったら今、こ
の瞬間、全力で死ぬ気で闘わないと意味が、二人の
気持ちが無駄になってしまう!幾こう、全てを守る
ためにっ!!!!
「ククッ、我を誰だと心得る?我が名は<紅蓮の皇
帝><<ブレイズギアス>>!世界を破戒せし煉獄
の業火よ、全てを燃やす紅蓮の炎よ、自らをも灼き
尽くす獄炎よ、覚醒め、覚醒め、覚醒めて、我に力
を与えよ!<不死龍神 ゼロ>!!!」
「任せろ、相棒!」
誠徹<<アイツ>>が禁呪とまで言われた呪文を
詠唱し終えると眼を開けることが出来ない程の眩い
光が辺り一帯を覆った。光が止み眼を開けると目の
前には<赤>よりも<紅>といった方が合っている
ような色の炎を全身に纏い、前の身体とは魔力も姿
も異なった、背中からは炎の翼のようなものを生や
し、歯は吸血鬼のようになった、アイツがいた。
「うんじゃあ、二人は茶でも飲んで待っててくれ
や。よっしゃぁ!行くぞ、<ゼロ>!」
「おう!相棒!」
これは、とある高校生が異世界のかくかくしかじ
かに巻き込まれちゃって色々あるよ?という「何と
もアバウトで申し訳ありません」的な物語である。
どうでしたでしょうか?面白く読んで頂ければ幸いです。また、この部分をこうした方が面白くなるよ。ここの部分が間違っているよ。このキャラクターの出番を多くして!等といった意見や又は質問はドンドン言って下さい。面白くなるよう努力させていただきます。また、不躾ながら私からも厨二的なワード等々バンバン募集していますので教えて頂ければ嬉しいです✨
初めての後書きで緊張していますがここらで終了させて頂きます。では。