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いい女には秘密の一つや二つあるもんだ

だいぶコツが掴めてきた。

あれから7日、メタモルフォーゼに要する時間は30秒まで短縮できた。

課題の五秒までまだまだだな。


「おはよー、ラリーゴ!」

この声は!


「ミュウ、おはよう!」


「ラリーゴ、特訓は順調?」


「うん、だけど課題クリアには程遠いかな。」


「そうなんだ…」

あれ、なんか様子が変だな。何かあったのかな。


「よし、やってるな。」


「マシラさん、おはようございます!」

父さんが様子を見にきてミュウと挨拶を交わす。


「ラリーゴ、ミュウちゃんは5日で課題クリアしたぞ?二年前に。」

え?

えええええっ?!

み、ミュウもメタモルフォーゼ出来るのか!

え、ウソ。信じらんない。


「マシラさん!」


「ミュウちゃん。ダメだよ。強くなるにはプライドなんて糞だ。甘やかしたらもっとダメだ。」

父さんに諭されミュウがシュンとなる。


「丁度いい。ミュウちゃん、ラリーゴに見せてやってくれないか?」

ミュウのメタモルフォーゼ…見たい!!


「分かりました。フッ!!」

ドンッ!と雷光が迸る。


そこに白銀の猫人がいた。

…綺麗だ。

髪は白銀で周囲には雷を携えてとても神々しく見える。


「ラリーゴ、私変じゃない?」

ミュウは恐る恐る俺に問いかける。


「…綺麗だ。」

思わず口に出た。

でも本心だから仕方ない。


「…あんまり見ないで欲しい…」

カワユス!めっちゃカワユス!キレカワユス!


「ではついでに組み手をやろう。ラリーゴ、メタモルフォーゼだ。」




「では、始め!」


俺とミュウの組み手が始まった。

と、その瞬間、ミュウが目の前から消えた。


「っ!」

背後にミュウの獣気を感じるが反応出来ない!

俺は筋肉を引き締め、防御に徹する。


バチン!

何かに触れられたらと思った瞬間、雷光が爆ぜる。

ミュウの攻撃に俺に帯びた雷が反応したためだ。


「はい、止めー!」

父さんが声を張る。


「はあ、はあ、」

わずか数秒の攻防なのに息が切れる。

俺はただ防御に徹しただけなのに…。


「…っ。ミュウ、なんでミュウのメタモルフォーゼは俺と同じタイプなんだ?」

白銀の変化は特殊であると父さんから聞いていた。


「うん。これのおかげだよ。」


そう言ってミュウは俺に蒼い小さな宝石の付いたペンダントを見せてくれた。



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