猿シリーズ
トルクです。
PV見てびっくりです!
これからもみなさんに読んでもらえる様にがんばります。
「どうなんです?」
なぜか神妙な面持ちの鑑定士に尋ねる。
ゴクリ。
「猿王の胸当てですね。詳細なスペックを書き出しておきます。」
そう俺に告げると鑑定士は羊皮紙に水晶玉に映るデータを写し始めた。
「どうぞ、鑑定結果です。」
どれどれ?
~猿王の胸当て~
強度:35
耐久:50
重量:25
分類:猿シリーズ
成長:有り
固有スキル:ドラミング
見習い闘士用の軽装鎧の強度が15くらいらしいのでそこそこの強度はある様だ。
分類?猿シリーズ?
「あの、この分類ってなんでしょう?」
「ああ、それはモンスタードロップ系の装備に付くものですね。有名な物ではドラゴンシリーズでしょうか。ドロップ対象の属性が付く事が多いですね。」
なるほど。
「後、この成長有りってのは?」
「ある特定の事象に反応してアイテムが変化する事です。変化したアイテムは大体スペックアップします。ですが…」
「何か問題が?」
「はい。成長させる為の事象が公開されていないのです。」
そりゃそうか。苦労して成長させたアイテムを簡単に成長させられたらイラッとするもんな。
「なるほど、分かりました。最後のスキルですけど。」
「これは私には分かり兼ねます。実際に効果を試すほかないでしょう。」
そうか、なかなか楽させてくれないな。
「そしてこちらが岩猿の小手の鑑定結果です。」
どれどれ。
~岩猿の小手~
強度:20
耐久:18
重さ:4
分類:猿シリーズ
成長:有り
スキル:剛腕
スキル右:
スキル左:
「あのー。スキルが空欄なんですけど?」
「この小手にはスキルを付加させる事ができます。ほら、甲の部分に魔石をはめ込むのです。」
オプションか!
「例えば火の魔石をはめ込めば打撃に火属性が付加されますし、火耐性も上がります。」
便利じゃん!オプション。
「魔石ってただはめ込めばいいんですか?」
「いえ、魔石にもいろいろな大きさがありますからね。大体は職人に依頼して加工しないと無理ですよ。」
まあそうか。いくら異世界でも物理法則は全世と変わらないんだよな。
素材は加工しないと素材のままって事だ。納得。
「以上で鑑定は終了です。他に何かありますか?」
「いえ、ありがとうございました。」
俺は鑑定士に一礼をしてカウンターを離れた。
明日にでもスキルを確認に森にでも行ってみよう。
魔石って結構高価だったよな。
どっかに落ちてないかな。
さっきカウンターを教えてくれた闘士に挨拶をし、ギルドを後にする。
ひとまず家に帰ってネーグさんとの事を良く考えよう。父さんにも内緒って訳にはいかないだろうし。
そして俺はギルドの出口にさしきった所で見知った顔に出会った。
「やあ、ミュウ。」
「あーっ!!ラリーゴ!」
たくさんの人に見ていただいて感謝です。
次回更新は10時を予定しています。




