幕間~ミュウ~
イヤだよ、ラリーゴくんがいなくなっちゃう。
ネーナ先生も私を庇ってケガをした。
恐い。
こわい。
どうして私たち獣人は嫌われるの?
嫌い。
私はワタシがキライ。
弱い私が嫌い。
泣き虫なワタシがキライ。
でも…
ラリーゴくんはいつも私のそばにいてくれた。
どんなに怖がっても、どんなに泣き止まなくても。
嘘。
本当は私を好きになりたい。
ラリーゴくんを大好きな私を好きになりたい。
だって…
いつだってラリーゴくんは優しくしてくれた。
お使いの帰り道にお釣りを落とした時も一緒に探してくれた。
おばあちゃんが死んだ時も一緒に泣いてくれた。
好き。大好き。
私はラリーゴくんが世界で一番大好き。
だから…決めた。
私強くなる。
ラリーゴくんが泣いた時は抱きしめてあげる。
ラリーゴくんが怖がっていたら一緒にいてあげる。
私、強くなりたい!
聖権騎士団騒動が一段落した頃。
私はラリーゴくんのお家に行った。
「ラリーゴくんのお母さん!私に魔法を教えてください!!」
これは近くて遠い過去のお話し。
私が「白銀の雷猫姫」と呼ばれるずっと前のお話し。
次回から新章始まります。
すこしずつですが登場人物も増えてきそうです。
これからも俺ゴリをよろしくお願い致します。
次回更新、29日10時です。




