第一章 ―真夜中の訪問者―
いろんな方の作品を読ませていただいて、撃沈しました。
心がぼろぼろよっ!(笑
「はい。ただいま。」
叩く音に応じ、扉を開けた執事の前には一人の男が立っていた。
「どのようなご用件で?」
先ほどの言葉のかけらも感じさせないようなにこやかな対応であるが、男は何も言わなかった。
執事がもう一度問いを繰り返そうとした瞬間、「これを、魂の血を継ぎし者に。」とささやき汚れた長い袋を男が差し出した。
包みに目をやった執事が男に向き直った時、其処には濃い霧が立ち込めているだけだった。
「どうだった?」と階段を駆け上ってきたアーヴィンは、執事の手にしているものを見て「やっぱり僕の予想通りだ!」とい言いかけ、「外れたね。君の言ったとおりだ。プレゼントにしては汚れてるもの。」と告げた。
アーヴィンの反応を見た執事は、「自分も何かは判りません。」と包みを主人の居る書斎へと運び出した。
紅色の絨毯の上を滑るように書斎へと歩を進めていた執事がいきなり立ち止まり、自分の方を振り返ったのを見て、アーヴィンは驚いた。
「セス、どうしたんだ?」――執事の名前はセスと言った。
「これは、坊ちゃんもいらした方がいい気がして。」何かが心に引っかかっている・・・そんな人の表情で彼は言った。
自分自身の心の中にも嫌なものが広がっていたが、「言われなくても、こうしてついてきているじゃないか!」といった後に前を走り出した。
その頃、子供部屋に居るミュリエルの背後でそっと窓が開かれた。
声を上げる間もなく、夜風が吹きぬける平野の向こうに連れ去られた。
うわ~なんか・・・。
予想通りにベッタベタ(苦笑
でもでも!結果とか伏線とかいろいろ考えているし!!←