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八尺様・その1

メイン主人公のちょっとした詳細を此処に。


名前:環奈

年齢:19歳

性別:女

一人称:僕

二人称:君、貴方

三人称:君、貴方達

好きな物:怪談、可愛い女の子、百合ゲー

苦手な物:しつこい人、自己勝手な人間


『HORRORS』に所属してから日が浅い新入りで、八尺様の怪異が初めての任務になる。『HORRORS』では年齢出身国問わず、フランクに話して構わないのだが、環奈は年上又は尊敬出来る人には敬語で呼ぶ癖がある。

武器は二丁のリボルバーに、背中に背負う刀である。


ヒロイン側の人は此処に。

名前:マロン

年齢:18歳

性別:女

一人称:私

二人称:君

三人称:君達

好きな物:環奈、姉、アクション映画

苦手な物:納豆、話を聞かない人


姉と共に『HORRORS』へ所属している少女。四年前から飛び級で所属しており、それ故に前線に出ようとする癖がある。

『HORRORS』でも広い交流があり、環奈とは親友以上の関係になりつつある。

武器は主にショットガンを使い、短剣を二つも扱う二刀流で戦う。

とある田舎村。ある化け物を封じ込めている村であり、その被害にあった者は数多い。ある一人の少年が、その化け物に目を付けられてしまい、大人達の助けも合って村から逃げ出せた。

しかし、事件は終わらなかった。化け物を封じ込めているお地蔵が、何者かによって破壊され、化け物は村の外へ出ていってしまったのだ。

そして、そんな化け物を退治する為に、少年の両親はある場所に電話を掛ける。

───────────────────

「2m40㎝のデケェ女だってよ。お前はどう思うよ?」

道路を走る軍用車トラックの荷台に乗る10人の男女。その中の一人で、アサルトライフルを背中に背負った黒人の男は、荷台に乗る人達に話し掛ける。

「長身の女なんて相当ナイスバディだろうネ!くぅー堪らないヨ!」

黒髪の中国人男性は興奮した様子である。

「此れだから男って。現実を見なさいよ。仮にも相手は村に封印されて今まで退治されなかった怪物よ?」

「お姉ちゃんの言う通りだよ。それに、男のような声で『ポポポッ』って泣くんだよ?オカマかもしれないじゃん」

マジレスしたのは、姉妹と思われる二人の女隊員。一人は金髪ロングで一本だけサイドテールにした女性。もう一人は金髪ショートヘアーで揉み上げに赤いリボンを蝶々結びで着けた少女だ。二人は姉妹であり、殆どの隊員と同じくフランクな様子が見られる。

「・・・・・・」

その中で、一人の少女が身体中をガタガタ震わせ、手に汗を握っていた。彼女も他の隊員と同じく迷彩服や対怪異用防衛ベストを着用している。しかし、彼女が所持している武器はアサルトライフルではなく、それぞれ両足の太股に装着したホルスターに填めた二丁のリボルバー『S&WのM500ハンターモデル』である。更に、背中に背負った鞘には少女の身長位の刀が収められている。

(こ、この人達はなんでこんなにフランクで居られるの!?僕なんか緊張してきたのに!)

「環奈、どうした?また緊張してんのか?」

「は、はい!今日が初任務なので!」

環奈と呼ばれた少女は、背筋を伸ばして返事を返す。先程の黒人隊員が問い掛けてきた為だ。

「まあ環奈ちゃんは初任務なんだし、そんなに緊張しなくて良いよ」

金髪ショートヘアーの少女が、環奈の背中を擦る。

「あ、ありがとうマロンちゃん」

「どもねー。でも環奈ちゃん真面目だよね。私達『HORRORS』はタメ口でも構わないのに、未だに敬語なんだし」

環奈がマロンと呼んだショートヘアーの少女は、環奈の背中を撫でて緊張をほぐしている。

「よし、着いたぞ。皆、準備しろ」

軍用トラックが止まり、外からも何台か車の停車する音が響く。

「ほら、行くわよ」

「うん、お姉ちゃん。ほら、行こうよ環奈ちゃん」

「う、うん」

マロンの姉がアサルトライフルを手にして、軍用トラックを降り始めた。マロンが腰の右と左にそれぞれ着けた鞘に収めている短剣の持ち手を撫でて、背中のショットガンを揺らしながら立ち上がる。環奈は緊張しながらも、マロンに続いて立ち上がり、軍用トラックを降りて連絡の有った家に向かうのだった。

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