第2話 小説完成!
小説を書き上げる気満々だったが、実際に書こうとするとやはり難しかった……。
まず本やウェブサイトで書き方を調べた。どんどん書ける気になる。だが書き方を調べているうちに一日が終わってしまった。
調べた小説の書き方で役に立ったことをいくつか挙げておこう。
・プロットをしっかり組み立てる
・詰まったときは途中からや後ろから書いてみる
・キャラクター像を膨らませていけば自然とストーリーが生まれる
とまあこんなところか。
小説を書くために必要な一日だったと思いたい。
次にキャラの名前を決めようと、名字のサイトや赤ちゃんの名前決めのサイトなどを見ながら、あーでもないこーでもないと考える。そうして名前を考えているうちに一日が終わってしまう。
その翌日。ヒロインの女の子の髪型とか服装とか考える。資料をネットで漁っているうちに一日が終わっていた。
すぐに一日って終わるものだ。できるだけ早く書き上げたいのだが……。
プロットを考える。これは一日くらいでは終わらない。執筆作業全体のうち、半分くらい時間かかってると思う。少なくとも一か月以上。
ストーリーを考えていると妄想が膨らんで脱線していって、その妄想でムラムラしてしまい、スッキリさせているうちに一日が終わってしまうことがままあった。
ペンネームも考えておこうかな~と再び名字や名前決めのサイトを見て考えているうちに、一日が終わる。ちなみにペンネームは『瑠璃代助』とした。
やっとプロットができても、小説本文を書き始めるも、書ける量が少なくなかなか進まない。
1話書き上げても読み直すたびに修正してしまい一日が終わってしまう。
一日がすぐに終わってしまうことが多くて、なかなか執筆が進まなかった。
数か月かかったがそれでもどうにかこうにか小説らしきものを書き上げた。
あらすじはこんな感じ。
家庭教師のおっさんが教え子のJCさくらに惚れられて、ぐいぐいアタックされるというもの。
おっさんも悪い気はしないし、JCといちゃいちゃしたいと思うが、手を出すわけにはいけないのでひたすら我慢。YESロリータ、NOタッチの紳士なのである。
一線を越えようとするさくら対一線を守ろうとするおっさんのせめぎ合いと絡み合いが展開される。
最終的には、高校受験合格後、「高校卒業したあとに、まだ好きだと言ってくれるのなら結婚しよう」ということに。
そしてエピローグ。
さくらが高校卒業前に法律改正施行されたので、18歳になった時点でJK3のさくらがおっさんにプロポーズ。
「法律変わったからJKでも親の同意なしで結婚できるんだよ? ロリコン先生、JK妻とか好きでしょ? まだ4月だから1年くらいJKできるよ。だから結婚しようよ!」
おっさんは諸手を上げて受け入れる。
めでたしめでたし。
というような内容の小説が完成した。
タイトルは『らぶちゅうちゅう!』にした。
中学生と中年がいちゃいちゃラブラブしてちゅうちゅうしちゃう話だから。
沖縄の言葉の曲名や、芸人のギャグにリズムや語感が似ているところもいいかなと。
俺の処女作である。
いや~、童貞より先に処女を卒業してしまったなあ。
ロリ大好き → るりだいすけ