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六話

 おはようございます。


 知らない天井、あ、昨日見たから知らなくは無いわね。

 ……はあ、昨日のは夢では無いのね。

 こうして今洞窟にいるわけだし、私は兎のままだし、昨日食べた物は洞窟の奥の方に骨になって転がってるし。


 まあいいわ、しのごの言っても始まらないし。

 さあ、転生2日目今日も頑張って生きていくわよ。

 あ、これは卵から生まれてから数えるからね?

 卵の中はどうしようもなかったからノーカウントよ!


 と気合を入れたは良いもののどうするか、朝食食べたいけど昨日食べたものはもう骨だけになっちゃってるし、骨はさすがに食べられないしね。


 ていうか本当に私は人間を食べてしまったのよね、死んでいたとはいえ、自分で殺してないとはいえ人間を……


 転生初日から本当にハードすぎない?

 卵から出れたと思ったら人に会って襲われるし、彷徨ってたら私より強そうな生物がうじゃうじゃいるし、餓死しそうになって人間を食べちゃったし。


 そういえば転生者にありきたりなチート能力とかないし、チーレムのチの字もないわ!!!

 まあ、私は女の子だし、ハーレムは結構ですけども、逆ハーレムは大歓迎ですけども!!


 まあ、やってしまったものは悔やんでも仕方ないし、ないものは強請ってもないからね、諦めましょう。


 とりあえず今は生きていくことを考えないと、このままだと遅かれ早かれ餓死か他の生物に殺されちゃいそうだし。


 そのために強くならないとね、せめて他の生物に襲ってこられても逃げられるくらいには。


 そういえば昨日寝ちゃう前に天の声さんの声が聞こえたわね、意識ほとんどなくて聞いてなかったけど……

 なんて言ってたのかしら、もう一回聴けないかな?


 天の声さん、昨日の言葉もう一回聴けない?


《行動により称号を獲得、『腐肉を漁るもの』を獲得しました。》

《称号、『腐肉を漁るもの』の効果により経験値5を獲得。レベルが1上昇しました。》


 おお、聴けた!

 ありがとう、天の声さん!


 えっと先ずは称号獲得したのね。

 腐肉を漁るものって、昨日のやつを食べたからね……

 これ返却できないかな? 不名誉な称号すぎるでしょう……


 お、レベルも1上がったのね!

 腐肉を漁るものの効果でレベルがあがったってことは称号って言うのは名前だけじゃなくてその称号特有の効果があるってことかな。


 天の声さん、腐肉を漁るものってどんな効果があるの?


《称号、腐肉を漁るものの効果は一定時間が経過し、腐っている死体の肉を食べることにより発動し微量の経験値を得られます。》


 ふ、ふむ……

 名前の通りってことね、正直この称号はもう二度と発動させたくないわね。


 あ、そういえばレベルが上がったんならステータス上がったんじゃない?


 天の声さん!ステータス見せて!


《ステータスを表示します》


============================


名前 ナシ

種族名 アメリーゼ レスエスト ラビリット

Lv:2

次の進化までLv1

HP:10/10

MP0/0

攻撃力:3

防御力:1

素早さ:5

魔力:0

魔力量:0

保有スキル

・頭突きLV1

保有称号

・常道より外れしもの

・腐肉を漁るもの

総合ランクG−


スキルポイント1

============================


 おー!

 レベルが1上がって、ちょっとステータス上がってるね、本当にちょっとだけだけど。

 まあ、私が弱いってのは周りの生物たちを見て理解しているからいいよ。

 称号も腐肉を漁るものってのがちゃんと増えてるね。

 ふむふむ、で、一番嬉しいのがスキルポイント!

 1ポイントだけだけどゲットだよ!

 これは1レベルごとに1ポイントで固定かな?


 何はともあれこれでスキャンがゲットできるね!!


 では早速。


 天の声さん、スキャン頂戴な!!


《スキル・スキャンをスキルポイント1を消費して獲得しますか? YES/NO》


 YESで!


 身体の中になにかが入ってくる感覚。

 そしてスキャンの使用方法が頭の中に浮かんでくる。


《スキル・スキャンの獲得を完了しました。》


 おおおおおお!

 きたー!これで私も転生物の醍醐味である鑑定とかと同じようなことができる!!


 よし、では早速。

 壁にタッチ。

 スキャン!!!


【石壁】


 ん?あれ?いやいやいや、え?それだけ?

 いや、まあ、でも確かにこれは石壁だ、うん、これは私のチョイスが悪かったかな。


 じゃあ次はー、地面にタッチ。

 場所とか教えてくださいな。

 スキャン!!


【土】


 う……

 いや、これは石壁と同じで土であってるからね。


 次々、じゃあ、昨日食べちゃった人の骨。

 この人が誰だったのかとかわかればいいな!

 スキャン!


【骨】


 ああ、これは……

 じゃあ、この人がつけてた剣で

 スキャン……


【剣】


「…………」


 天の声さーん、天の声さーんこのスキルいらない子だよー!! 見ればわかることしか教えてくれないよー!!


 土とか石とか剣とか見ればわかるわー!

 骨なんて昨日私が食べた物だからね!!


 はあ、まあスキルポイント1しか消費しなかったしハズレスキルだったのかしらね……


 次のスキルポイントはもうちょっとちゃんと考えて使わないとダメね。

 ん?そういえば他にはどんなスキルがあるのかな?天の声さんに聞けばわかるかな?


 天の声さん、スキャンとかハズレスキル以外には何のスキルがあるの?」

 ちょっと毒を吐いてしまったわ、おほほほほほ。


《スキル一覧は所持しているスキルポイントで取得できるものしか表示されません、あなたのスキルポイントは0です、ちなみにスキル・スキャンはあなたのレベルによって取得できる情報に差が出ます。》


 ぐ……なんか天の声さんがきいてもいない情報を出してきたわ。

 すいませんでしたー、私の早とちりでしたー。

 レベル依存だったのね、じゃあ、レベル2の私じゃあ全然情報出ないのも分かるわね。


 それにスキルポイントが無いとスキルは見えないのか、じゃあ、次ポイントを得たらじっくりと選びましょう。


 さて、じゃあ、そろそろここも出発しましょうかしら。

 あんまり此処には居たくないものね、暗いしジメジメしてるし何より昨日私が食べた物でクチャグチャだし・・・


 とりあえずの目標は食べるものと川とレベルを上げることね、あと1で進化だし。


 よし、じゃあ、出発!!

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