「小説家になろう」の機能を使おう! 上級編 後編 より多くの閲覧数・ポイントを求める方向け
まず最初に
このエッセイは今「小説家になろう」に登録し、小説を書き且つその閲覧数やポイントが伸び悩んでいる方に向けて「小説家になろう」の機能を解説しながら活用法を語っていきます。
作者向けのエッセイは主に作品そのものやそのコンセプトに目を向けた物がメインですが、本作に於いては「作品外の部分を活用し閲覧数を伸ばそう!」というコンセプトとなっています。
また本エッセイはランキングに載れない或いは乗らない作者に向けた物であるため、「既に各ランキングに載っているがもう一押しが欲しい」という作者には向いていないでしょう。
第三者から見れば、「そんな事できるか!」「そもそも小説書いてないお前が言っても説得力が無いんだよ!」と言う内容でしょうがその点には目をつぶっていただきますようよろしくお願いします。
また上級編という事で中級編・初級編を踏まえた内容になっていることをあらかじめご了承ください。
読者の動きを振り返ろう!
まず読者がどのように作品に行きつくかを振り返ってみましょう。
小説家になろう内機能からの情報取得
・各種ランキング
・作品下部にあるリンクからのジャンプ
・トップページ「更新された連載中小説」「新着の短編小説」からのジャンプ
・既読作者の新作
・タグ検索
・他ユーザーのブックマーク作品一覧を参考にする
・他ユーザーのお気に入り作者を参考にする
読者の動きを参考に戦略を練ろう!
・各種ランキング
・作品下部にあるリンクからのジャンプ
・店頭書籍
……ランキングに載るためにランキングに載る?書籍化を目指すために書籍化する?閲覧数を増やすために閲覧数を増やす?
何というかパラドックスに陥っていますね(汗)
確かに「小説家になろう」に於いて「ランキング等で評価を受けた作品の評価が加速する」傾向にあるのは事実です。
しかし本エッセイはランキングに載らない或いは載れない作者に向けた物。
これについて語るのは趣旨に合わない為、割愛させていただきます。
・トップページ「更新された連載中小説」「新着の短編小説」からのジャンプ
次の作品を探す際にランキング利用の次ぐらいに多いであろう手法。
新作を投稿したり、更新したりした際にトップページに表示されます。
当然人の目に触れる訳ですから、タイトルで気になったものがあればアクセスしてもらえる可能性は十分あります。
また、人が多くアクセスする時間程人目に触れやすくなるのでタイミングを計って投稿するとよいでしょう。
具体的な利用法
・更新頻度を高くする
・一話辺りを短めにして投稿回数を増やすのもアリ
問題点
・作業量にムラがある人には向かない
問題点の解決法
・予約投稿を利用する
・時間的に余裕がある時に書き溜めを行い定期的に投稿を予約しておく
・既読作者の新作
………………待て(汗)。これもパラドックスに陥ってないか?
新作・現行作品の閲覧数を増やす為に過去作の読者を増やす……?意味不明どころか時系列的にも矛盾してないか?
という冗談はさておき、一つだけ方法があります。
新作や現行作品と並行して投稿を行えば良いのです。
その作品が気に入った人は作者の頁から現行作へも足を伸ばしてくれるでしょう。
複数を同時に連載・掲載することで上記「トップページ「更新された連載中小説」「新着の短編小説」からのジャンプ」と同様の効果も得られるでしょう。
ただし一定以上のクオリティは必要ですし、その内容もしっかりと読めるものでなければなりません。その作品で人を引き付ける必要が有る以上これは必須項目と言えます。
しかもその上労力も掛かると問題点も少なくありません。
メリット・デメリット
メリット
・それぞれの掲載作品から読者の流入が起きる為相乗効果が期待できる
・シリーズ一本よりもトップページに載る頻度が高くなりやすいので、完全新規の読者も狙える
・複数の作品を書くことにより視野が広がり全般的にクオリティの向上が見込める
・気分によって更新、執筆する作品を替える事により「書き癖」を付ける事が出来る
デメリット
・作業量が多くなる。それも途轍もなく
・複数の作品を管理する能力が求められる。
・作業量が増やせない場合、シリーズ1本当たりの更新頻度が落ちる
こんな人におすすめ!
・既に複数の作品を執筆済みである
・アイディアが湧いて止まらない
・一つの事を継続する事が苦手だ
この中で二つ以上当てはまる人は挑戦してみても良い手法ではないでしょうか。
※裏技
・大学等で執筆した卒業論文等、通常あまり表に出ない文章を投稿する。
・既存作の設定等を投稿する。
既に書き終えた文や覚書の様な物を投稿するのも手段としてはもちろん有り。
タイトル等を工夫し推敲すれば立派な作品になります。
・タグ検索
タグ検索から作品に至るというルート。
ランキングに比べれば総数は少ない物のピンポイントで作品に到るためマイナージャンルやマイナーな要素を含む場合は侮れない物となるでしょう。
拙作「「小説家になろう」の機能を使おう!」も「機能解説」タグで検索すると1ページ目、またgoogle検索に於いても「小説家になろう 機能 使う」で1ページ目に表示されます。
自作の独自性やユニークな点のアピールにもなりますのでタグ登録は積極的に行うといいでしょう。
タグ付の参考としては
・「小説家になろう」他者作品
・ニコニコ動画、ピクシブ等の他サイトの作品
この辺りを参考にするとよいでしょう。
備考・注意点
嘘タグはダメゼッタイ!
作者と作品の信用を落とします!
・他ユーザーのブックマーク作品一覧を参考にする
・他ユーザーのお気に入り作者を参考にする
中編でも書きましたが他ユーザーの公開ブックマークや、お気に入り作者は意外と参考になりますし、逆に参考にしているユーザーも一定数が見込まれます。
私自身定期的に他ユーザーのブックマークをチェックさせていただいてますし逆に、私のブックマークを参考にしている方もいらっしゃるかもしれません。
しかしながら「ブックマークしてもらうためにブックマー(ry」と言われる方もいらっしゃるでしょう。
ご心配なく。これにはしっかりとした解決法が有るのです。
具体的な活用法
・作品のあとがきにブックマーク・評価のお願いを入れてみる
最もオーソドックスな方法。手軽にできてコストもかからない。
文章を辞書登録しておけば簡単に作業完了です。
という事で評価・ブックマークお願いします(笑)