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復讐3

「さて…と」

少年は通話を切ると目の前に縛り転がしておいた2人の男に視線をうつした。

「ひっ」

「なっ、なぜこんなことを」

うめき恐れる2人の男を涼介は感情の感じられない目で黙って見下ろした。

「なぜ?それはアンタ達が…」

「教えるわけないでしょ」

パァン

少年の隣にいたもう一人の少年が1人の男の心臓を確実に撃ちぬいた。

「真王」

もう1人の男にも銃器をむけた少年を制して少年はスッと男の側にしゃがみこむ。

「悪いね、こいつ可愛い顔して相当手が早くてさ。怒んないでね」

そう言って少年はガムテープを取り出した。

「な、なんだソレは」

男は動揺を隠せない。当たり前だ。すでにひとり目の前で殺されているのだから。

「俺はね、銃で殺すのも好きだけどじっくり殺すのが一番好きだから」

少年は男の口と鼻を完全にガムテープで塞いだ。

「相変わらず…酷いね、涼介」

後ろでクスクスと笑う少年にガムテープを投げて渡すとまぁねと頬えんだ。

「じゃぁ、ゆっくり味わって死ね」

スクっと立ち上がると少年は2人で揃って部屋を出て行った。


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