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復讐2

ブブブブブ

メールを受信する。白髪混じりの男はなにかに怯えながら携帯を開いた。朝から続く登録のない相手からのすべてカタカナのメッセージ。

「タニガワタケシデマチガイナイヨネ」

白髪の男は携帯を握り締める。そして異常に周りをきにしてキョロキョロしだした。

ブブブブブ

「ドウシタノ?」

ブブブブブ

「イマ、ミテマスヨ」

ブブブブブ

「ウシロダヨ」

パァン、パァン。振り返った男の額に2発の銃弾がうちこまれ真っ赤な花を咲かせた。

ブブブブブ

「サヨウナラ」

倒れた男の手にもつ携帯に再び着信。

パチンと少年は携帯を閉じる。そしてもう片方の手にしていた銃器で男の携帯を手ごと撃ち破壊した。バサッとフードをとった少年はさっきまで男にメールをしていた携帯で別のアドレスを選んだ。

「涼介?」

「ん?柊、終わったの?」

「うん、終わった。そっちは?」

「あぁ、了解。こっちももうすぐ終わる。さっき、翔希と竜が終了したってメールしてきたから多分ふたりは先に戻ってると思う。合流してて」

「はい、了解」

少年は携帯を見つめるとポケットしまうと満足そうに鼻歌を歌いながらその場を去っていった。

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