多分これは、強くてニューゲームな物語

【未完。改訂版が連載中。こちらは改訂版の第一部に相当します。】

　これは、ひょんなことから神に祟られたとある少年の、多分ある意味強くてニューゲームな物語である。

　主人公は極普通の高校生であったが、とある日ふとしたことで廃神社の神に祟られてしまい、太古の時代に飛ばされてしまう。
　神隠しに遭った主人公が降り立ったのは神代の――日本神話の世界であり、主人公は祟り神に復讐する為、生き残る為、様々な困難を乗り越えていく。
　そして神代から2600年が過ぎ去り、時は平成。
　主人公は、廃神社の神を祓い、復讐を遂げる。

　そうして一つの物語が終わり、また新しい物語が始まった。

　これは、半不老不死の上に膨大な年月によって強大となった神通力を有する主人公が、近所の寺や神社、高校に通うオカルト関係者などに目をつけられ、現代を舞台とする数々の怪異騒動に巻き込まれていくさまを描いた物語。