6日目
登場人物紹介…っぽいもの
名前:沙耶
年齢:15歳
性別:女子高生
舞台となるファミレスの新人アルバイトにして美咲の後輩。
趣味は呪術、でも実は心理学的な精神攻撃をしかけて相手を倒す(?)らしい。
根暗、でも最低限の社交性は持ってる、でも人間嫌い。
周囲の目に惑わされず、普通に接してくれるマネージャーと美咲に対しては一目置いているらしい。
【トラウマ】
「おはようございます。昨日は急なお休みを頂いてしまい、二人にはご迷惑をかけてしまいすみませんでした。」
「嫌だなー、わたしとマネージャーの仲じゃないですかっ!そんな水臭いこと言わないでくださいよー!」
「ふふ、ありがとう美咲さん。沙耶さんも、アルバイト初日なのに心細い思いをさせてしまってごめんなさい。」
「いえ、美咲さんがフォローしてくれたので大丈夫した…それよりも、もう体調は大丈夫なんですか?」
「ええ、昨日一日ゆっくりと現実逃避…もとい休みましたので、もう大丈夫です。」
「そうですか、ならよかったです…あ」
「あら沙耶さん、これを落としましたよ…藁人形?」
「ありがとうございます、今日の儀式で使おうと思ってたので…」
「ぃ…い、いい、いやぁぁぁぁぁっぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっぁぁ!!!!!!!!!!」
「ええっ!?ま、マネージャー!?どうしたんですかマネージャー!?」
「…………くすっ」
【陰口の反対は…陽口?】
「もうっ沙耶ちゃんったら!マネージャーはあー見えて怖がりなんだから、からかっちゃダメだよー!」
「すみません、まさかあんなに反応するとは思わなくて…」
「まぁ、そこがマネージャーの可愛いところなんだけどねー」
「ええ、とっても。マネージャーさんは天性いぢられる才能があります…」
「ねー!あ、でもでも!マネージャーを苛めて良いのはわたしだけなんだからねー!」
「美咲さん、独り占めはよくないです、せめて日替わりで…」
「えっとあの…出来れば本人の前でそういう話をするのは止めて頂きたいのですが。」
『だってマネージャーだし』
「………………」
【…………誰?】
「あ、そういえばマネージャー、わたしと沙耶ちゃん以外にもアルバイトっているんですか?」
「いえ、このお店のアルバイトは美咲さんと沙耶さんだけですが、それがどうかしましたか?」
「あれー?じゃあ昨日の人はなんだったんだろうね、沙耶ちゃん。」
「昨日、私と美咲さんでフロアの接客をしていたら、男の人が来て私たちが休憩していた間、フロアのお仕事をしてくれた方がいまして…」
「ああ、それはたぶん…」
「しかもいつの間にかいなくなっちゃたんですよーっ!あれは絶対に幽霊ですってっ!」
「いえですから、その方は…」
「美咲さん、あの人はマネージャーの事をよく知っているようでしたし、幽霊なんて非科学的なものではなく、マネージャーのストーカーとかでは…」
「幽霊を非科学的とか、貴方が言いますか沙耶さん…ってだからそうじゃなくて」
「そんなっ!そんなのダメだよっ!マネージャーをストーカーして良いのはわたしだけなんだからっ!」
「なんでっ!?」
つづく…とか、まさかね?