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素敵な学園生活24
学園での、いつもの日、いつもの風景。
ナイジェルはソランドと歩いていた。
その廊下の先で、ミレイダと友人達が横切っていくのに気づくが、声をかける事なく見送る。
お互い距離をとった関係が一番良かった。
いつでも側にいる関係は息が詰まるとナイジェルは思う。
「ソランド、婚約者と仲良くできて良かったな」
「ああ、ありがとう」
友人が仲良くしているのは大変喜ばしい事だと純粋に思う。
自分に押し付けてこなければ、の話だが。とナイジェルは思っていた。
ミレイダは視線の端にナイジェルが見えた気がしたが無視する。
距離がある方がお互い平和でいられた。
この事はナイジェルとも一致している。
一致するのも嫌ですわ。ミレイダはそう思った。
「仲がよろしいのは良い事ですわ。わたくしは、貴方達が幸せに笑っている姿が好きですもの」
友人達に向かって微笑んでいる姿は女神のように慈愛に満ちている。
わたくし達には押し付けないで。そんな事を考えていた。
ナイジェルとミレイダの心は一緒。
一生、仲良くなれない関係。
「それでもいいから」
ナイジェルは言う。
「それでもいいですわ」
ミレイダは言う。
そして二人は同意見だった。
「幸せなんだ」
「幸せですわ」
おわり




