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黒霧行記  作者: 悠希
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一話 目覚め

とある世界。とある星にて。

多くの存在が、自らが最強の存在だと語った。


竜を殺して貴族になった武人。

竜は天を舞い、焔を降らせる。その鱗は剣を弾き、その血は死者を蘇らせる。

殺すには鱗をなんとかし、血を全て失わせ、骨を灰にしなければならない。


竜と云う災害を、元々瀕死だったといえ殺した彼は自らを最強だとかたった。



とある大国の王族。その一族を守護する近衛騎士団。その団長。

その大国は武力で周辺の国々を飲み込んだ武力大国。その近衛騎士は皆高純度ミスリルの鎧を見に纏い、アダマスの剣を振う。


その中で一番強い団長は、自らを最強だとかたった。



とある辺境に住む魔道士。

多くの魔力を制御し、あらゆる魔術を扱う。人は彼女を賢者だといった。

自らに術をかけ、不老の存在になっていた彼女は、自らを完全な存在だと、最強だとかたった。



そうだろうか?本当にそうなのだろうか?

彼等は確かに強いだろう。この世界の中でも上位に位置している。

だが、本当に最強なのだろうか?




違う。否である。間違っている。誤っている。

彼等彼女らは最強などではなかった。

真の最強は遥か彼方。人類などが生まれる以前からその座には所有者がいた。






怠惰で無欲で傲慢な彼の王が、長い長い眠りから目を覚ました



+*+*+*+*+*+*+*+


災厄コクム


世界三大災厄の一体。他の災厄と比べてもなおその存在は格が違う。

この世界に存在する魔力の約三分の一がコクムによって生み出されたとされる。

討伐したという伝説は多くあるものの、実際に討伐されてはいないとされる。


その血を飲めば不老不死の存在になれるなどの多くの伝説があるが、実際に傷を負ったことは無いという説が有力である。



活動しては様々な災厄を起こしていることから、邪王、疫病神、魔王などと呼称される。


ケラノア大陸で信仰されていた宗教の悪神でもある。

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