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さよなら、ありがとう

作者: たま


 君に伝えたい僕の気持ちを

 君が好きだと言ってくれたのに

 照れ臭くてごまかした僕

 あの頃の僕は恥ずかしかったんだ


 風の噂で君が結婚したのを聞いて

 ようやく君が好きだったと気づいた

 でも、時は戻せない

 少しだけ寂しかったけれど

 君が幸せになれたなら

 良い人に巡り会えたのなら

 よかったと心から思う

 でも、なんでだろう

 君を思うと胸が苦しくなる


 誰か僕を救ってくれないか?

 今はまだ一歩を踏み出せないんだ

 この痛みが癒える頃には

 誰かと巡り会えてるだろうか

 ねぇ、誰か教えてくれないか

 まだ見ぬ君がどこにいるのか

 僕はただ君の幸せを願うだけ


 消え行く意識に僕は君を想う

 後悔の想いが胸を締め付ける

 けれど、君はいない

 そんな世界に意味はない

 君は幸せだったかい?

 ただ答えは知りたくない

 知ってしまえば僕は…

 耐えられそうにないから

 君といたあの日の思い出

 それだけは忘れないから


 さようなら…そして、ありがとう

   

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