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第87話 帰宅

俺達は商品を買うと店を出た。その頃には日も少し顔を覗かせていた。

「、、」

俺は買ったネックレスの鉱石を取り外すと片割れの鉱石を代わりに埋め込む。そして取り出した鉱石はアイテムポーチにしまう。

「ここで買うのはこれだけで良かったのか?」

「うん。それより、、、」

「どうした?」

俺はネックレスをつけながらそう返す。つける前に見てたよりはいい感じかもな、、、

「それ、、」

「折角二人で買い物に来たんだ。記念にな、、、それに、なかなか二人だけで来るなんてこもなさそうだしな、」

フォンセは嬉しそうな笑みを浮かべるとイタズラそうな笑みを浮かべると、、

「主様がつけてくれる?」

「っ!?」

「?」

「仕方ないな、」

丁度ここは商店街からも微妙に離れていて、人気も多くなくつい少し行くと数少ない自然が広がっていた。俺達は少し歩いて水辺まで歩いていった。

「気持ちいい風だな、、」

「以外とロマンチック?」

「そうなのか?」

「フォンセ自身、少しドキドキするよ。」

「そんな緊張しなくていいと思うが、」

俺はネックレスを取り出すと、

「、、、」

俺は無言ど微笑むと腕をまわしてネックレスを着けた。

「ありがと、、、変な感じだよね。」

「そうだな、、」

目の前には広い湖が広がり、その回りには真っ白の花が咲き乱れている。

「帰るか?」

「うん!」

元気な声で返事すると、笑顔で微笑んだ。


「ただいま、、、、て、あれ?二人とも起きてたのか?」

「当然ですよ、、もう既に夜は明けてます。フォンセちゃんも、何処行ってたんですか!?」 

「少し買い物にね、、」

「そう、、」

リアは俺とフォンセが新しくネックレスを着けてるのに気付いたのだろう。しかしわざと知らないふりをしてくれた。

「じゃあ、何を買ってきたんですか?」

「そうだな、、、野菜類や調味料類だな。あと希少な肉類も少しだけな、、、あと、二人にお土産だ。」

俺はアイテムポーチから透明で黒色の魔法陣が刻まれたニセンチくらいの宝石を数個二人へ渡す。

「面白そうだから買ってきたんだ。この魔法陣を発動させると周囲の魔力を吸収して場所を記録する。そうすれば、一度だけだがその場所へワープ出来るんだ。どうだ、面白そうだろ?」

「えっ、、いいじゃない。なら私はここを記録しようかな?」

「ボクも!、、、あっ、そう言えば、人物は記録出来るんですか?」

「ん?出来ると思うが、、、どうするんだ?」

「エドさん、少しこっちに来てください」

俺は手招きに乗りリアの前へ来る、、

「少し魔力を放出してください♪」

そう言うことか、、、普通に言えばやるのに。

「ん、」

「はい、、これでエドさんを記録しました。これでいつでもエドさんの所へ飛べますね♪」

「なら、俺もリアの魔力を記録しておくよ」

「っ!」

この顔が見たかった。俺は満足して後ろを向くと、、

「主様、フォンセも記録したよ!」

「私も!」

やはりフォンセは俺の一歩先を読んでいた。毎回驚かせされるな。


「それはそうと、三人にそれぞれ頼み事をしたいんだがいいか?」

「うん。いいよ、」 

「なんですか?」 

「?」

「リアは魔物の素材及び肉類を調達してきてくれないか?」

「はい!量はどれくらいがいいですか?」

「二十匹くらいだな、」

「分かりました。サクッと調達してきます!」

「セフィーはリアについていって手伝ってやってくれ。」

「オッケー。美味しいのを期待しててよ!」

「ああ、楽しみにしてるよ。」

俺は二人を見送ると早速机の上に金属や魔法発動体を並べる。

「何してるの?」

「フォンセっ!出たんじゃなかったのか?」

「主様ったら、フォンセには何も言わなかったじゃない。さっきはあんなにロマンチックだったのに!」

「そんなこと言ったてな、、」

「とりあえず、フォンセにも手伝わせてよ。さっきは手伝わせてくれるって言ったでしょ!?」

「まあな、、、仕方ない。」

俺はフォンセを横へ招くと改めて武器作成の準備を始めた。

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