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第46話 闇のゴブリン

すいません。

話数が間違ってました。

修正しました。

「さあ始めるぞ二人とも、」

パチンッ!

闇の魔物の眼に光が灯る。そして、ゴブリンは一斉にリアに襲いかかり、ドラゴンはフォンセと緊迫感を漂わせていた。

「さあ、どうなるか、、」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「エドさんったら以外と無茶ですよ。」

エドさんは上空に浮いたままボク達を交互に確認していた。ボクにはあまり余裕がないけど、、

「やっ!」

覚えたての魔法、氷魔法でボクのまわりを包む。これで少しは持ちこたえられる。

「そう言えば、闇も使えたんですよね、、」

ここに入る時、エドさんからびっくりするような方法で闇属性を貰ったけど、まだ使ったことがないんだった。

「!」

一度無詠唱を覚えたら、使ったことない魔法でも無詠唱で使えた。けど、やっぱり使ってみなきゃ何が出来るか分からない。

「グギャァ、」

壁を破られた。まだヒビが入っただけだけど破られるのも時間の問題だろう。

「まあいいです。ボクの本気、見せてあげますよ。」

いよいよ破った。ボクの防御を破って勝利を確信したのか、気持ち悪い笑みを浮かべボクに手を伸ばす。

「汚い手で触らないで下さいよ」

ボクに触れていいのはエドさんだけ。こんな汚い魔物なんか嫌ですよ。

「ッ!」

「その手はどうしたんですか?」

切り飛ばされた手、ボクはそれを指差して微笑む。ゴブリンも恐怖を感じたのか、後退りするが、もう遅い。

「グギャッ!」

後ろには氷の壁が出来ていて、既に腰から下は氷付けになっていた。

「グギャァァァ、グギャァァァ、グギャァァァ、」

「仲間でも読んでるんですか?そのお仲間なら、既に、」

氷付けになっていた。

「グ、グギャ」

「そろそろですね。貴方もお仲間さんと同じですよ」

「グ、グ、ギャァ」

「では、エンド」

氷魔法は氷を操る魔法、なら凍った物を潰すなんて簡単なこと。ボクは凍り付いたゴブリン達を氷の欠片に変えると、終わった、つもりでいた。

「あれっ?」

ボクの前には大きめのゴブリン、合体でもしたのかな?

「グギャァァァ!!!」

そのゴブリンの眼には明らかに怒りの感情が宿っていた。

「わっ、」

急に殴りかかってきた。そして、スピードも他のゴブリンとは段違いで直ぐに手を戻すと、ボクに近付いてきた。

「っ!」

殴り飛ばされてしまった。体が動きにくい。唯一、回復魔法が使えないのが悔やまれるなぁ、

「グギャ、グギャギャギャ」

悪い笑い声だなぁ、滅茶苦茶油断してた。けど、諦めたら嫌われちゃいますよね?

「諦めたら、エドさんに嫌われちゃいますもん!」

ボクは剣をとると斬りかかった。相手は大きいとはいえゴブリン、単純な行動しかできない!

「!」

氷魔法と風魔法を同時に使ってみた。あえて名前をつけるならブリザードかな、氷と冷気の嵐がゴブリンを襲った。

「グギャギャ」

相変わらずの笑みを浮かべて余裕そうだ。けど、ゴブリンの注意は嵐に向いていてボクじゃない。これは好機とボクはその中をドンドン進む。

「やあっ!」

剣はあたった。けど、分厚くて硬い巨大ゴブリンの手には傷と言える傷を与えられなかった。

「ならっ!」

魔法だ。相手は闇、光を使えば問題ない。

「これでどうだ!」

剣を地面に突き立てる。そして、地面を通して光の魔法を広範囲に展開する。

「グギャァァ、」

魔法が完成する前に嵐は掻き消された。流石に闇は万能ですよね。

「けど、少し遅かったですね。」

ゴブリンがボクに手をかけようとした時、魔法は完成した。地面から真っ白な鎖が何本も伸びて、ゴブリンの体を拘束していた。

「どうですか?手も脚も出ませんよね?」

ボクはゴブリンに近付き止めをさそうと、剣を向ける。その時、、

「きゃっ!」

ボクの脚に黒色の何かが絡み付いてきた。脚だけじゃない、腕も、腰も、体じゅうだ。

「グギャ、ギャギャ」

ゴブリンは悪い笑みを浮かべた。そして眼を光らせると、さっき倒した筈の普通のゴブリン達が起き上がってボクに近付いてくる。怖い、、

「なんちゃって、準備はしてましたよ」

ボクが笑みを浮かべると、今度は地面じゃなくて、空から光の槍が無数に落ちてきた。槍は片っ端からゴブリン達を貫いて、絶命させた。

「今度こそ終わりですかね?」

これで嫌われなくて済むかな?

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