悪魔のような女
タイトルは往年のフランス映画から拝借し、他意はなし。
10月になるとさすがに生徒も進路を決めないといけません。
あっちゃんは優秀で、あまり手はかかりません。
夢「ま~、君はご親戚の地縁とかあるし、大阪か京都の医大に行きなさい。ずっと名古屋にいた君は東京は向いていないでしょう。東京のグレた子は本当にグレていますからね」
あっちゃん「(-_-#)偉そうな。東大に不良おったの!?」
夢「そうですね・・・」
同級生の顔を思い出すとみんなホエホエ~としてアホみたいな子だった。童貞率も高かった。
夢「不良・・・不良・・・不良らしい不良はいなかったけど、同級生の女の子が出版社か、教育関係の中小企業にバイトに行って、そこのオヤジィの愛人になってね、わ子様、男の赤ちゃんを出産して、もとからいた奥さんを追い出して、妻になったっていう子がいましたね~。ありますね、人が生きていると」
あっちゃん「ねぇよ!(`ε´)」
Kくん「その女はきれいだったんすか?」
夢「そうでもないから不思議なんですよ。ああいうのは魔性ですよ」
のんちゃん「こえ~」
世の中にはいろいろな人がいる。
いろいろな出会いがある。
だから怖いと心を閉ざしたくない。面白いと思う。また明日は何かに出逢うため街に出かける。
「今日もまた街に出かける道端の素敵な歌にめぐり逢うため」(愚詠)