修学旅行のグループ分け・レポート中間発表
さて、修学旅行のグループ分けについて、小学生の女の子に話を聞いて、エッセーに書いたのですが、生徒や先生に尋ねてみたところ、いろいろ予想外な反応がありました。ご意見を下さった方には改めてお礼を申し上げます。
まず私が受け持っている生徒で、高校生の子は概して、グループ分けは自由にやらせてもらえたという意見が多かったです。
比較的、田舎に住んでいる子が多かったからかもしれません。
あっちゃんがヒントをくれたのですが「仲間外れが出たら先生がグループ分けするよ」と言われて、上手くやれたという話を聞きました。この先生は「君臨すれども統治せず」の知恵があります。大いに参考にしたいです。
ベテランの先生や大人の方によると学校の先生が完全に主導権を持って、グループ分けをするのも少なからずあるそうです。
私は作品なんかも見てもらっているのですが、私のさりげない一言にポイントが隠れていたらしく、昔は生徒会長などがあぶれた生徒のめんどうを見ていた、という辺り、今の学校では通用しないことも多いらしいです。生徒自身が他の生徒を気づかう余裕がないと聞き、非常に哀しい気がしました。
大人の意見のさらに上を行く意見があり、Kくんが小学生だった時は学級が崩壊していて、先生がグループ分けしようとしたのを生徒が拒絶したり、「誰々が入るなら暴れる」など荒廃していたそうです。(-_-)
Kくんの小学校は今日までに聞き取った中では一番名古屋の中心にあるところです。
グループ分けがおおらかだったという子は比較的田舎に住んでいる、身近に老人が暮らしているという傾向がありました。
調査数が少ないので、一概に言えないですがもや~んと私が感じている傾向は言えそうな気がします。
私は生徒に勉強を教えることに絞りこんだ仕事ですが、なるべく人に親切にするとか最低限の生き方のマナーは伝えたいです。
それにしても、学級が崩壊しているというのを聞くと非常に哀しいです。日本という素敵な国がどうしてそんな風になってしまったのでしょうか?(-_-;)