巨編(うそ)・日本の未来を憂うる
私は生徒のあら探しはしていないつもりである。
今から書くことは生徒が悪いというより愛知県の教育委員会や親世代への怒りである。
最近、かなり成績が優秀な生徒でもなかなか大人っぽく振る舞えない子が多い。私が言うのも自爆という感じだが。(-_-;)
特に思うのがスケジュール管理とメールの作法である。
成績優秀な生徒はいろんな予備校や塾をやっていたり、習い事もやっていたりすることが多い。それ自体はかまわないのだが、「〇〇日は休みます」と素っ気なく書いて、ボーッとしている子が多い。
「〇〇日は欠席するので、△△日に代わりの講義をして下さい」とちゃんと言えない子が多い。
そういう子は親さんがスケジュールを管理していて、自由がない面もあると思う。
また学校のスケジュールに追われて、なかなか思い通りにならない面もあると思う。
しかし、大学受験では自分である程度スケジュールを管理して、自分で勉強の計画を立てて、自分のペースで走らないといけない。
学校は最低限、最大公約数のことは教えてくれるけど、難関大学を受けるには自分で各大学のことをよく知ってる、専門的知識のある「先生」について、自主的に学ぶことが必要である。
それこそ暴論に近いけど、今、学校の言いなりになっている生徒や親さんを見るともどかしく思う。
私ぐらいの頃までは学校は難関大学受験の生徒の足を引っ張ったりしなかったと思う。また生徒も適当に手を抜いて、しかし、やるべき時はやっていた。
社会全体が管理され、しかもそれに逆らう生命力、反逆心が失われているようで非常に不安に感じる。
私はちょっと横着な生徒や、やんちゃな生徒が好きである。そういう子は無茶をして傷つきながらも生きることを本当に感じとるだろう。
優等生の子はもっと型を破って生きて欲しい!坂口安吾も言っているでしょう。生きよ!堕ちよ!
私はパッパラパーだけど、自分を生きている。
生きにくい時代かも知れないけど、ただ一人一人が心を開いて素直に生きれば、社会がよくなるよ!これは私の遺言???です。
「優等生と呼ばれて長き年月をかっとばしたき一球が来る!」(俵万智)