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アンファンテリブル

私は中学受験をやっている小学生も教えている。と言っても、どの学年の子と勉強していても、あまり変わらないのだけど。


それでも小学生までの国語の教材は、ちょっと道徳の要素が入っており、パーチクリンの私の格好のからかいの対象になる。



昨日、斎藤茂太(斎藤茂吉の長男)のエッセーをやっていたら、「他人の悪口を絶対言ってはいけない。他人の悪口を言っている時、人は醜い」と書いてあった。


別に間違ってはないと思う。思うが、他人の悪口を言っている時、人は輝いていると思うけど。


電車や居酒屋にいるサラリーマン、スーパーのフードコートや喫茶店にいるオバチャン、病院の待合室にいる老人、教室にいる浪人生など、みんないろんな悪口を言うことに夢中になっている。

あの上司は現場が分かっていない。俺の方が仕事が出来る。


〇〇さんは本当にわがまま。みんな〇〇さんを嫌っている。(みんなというのは自分の派閥だけ)



うちの嫁は本当に鬼嫁なの。私は姑にいじめられても歯を食いしばってやってきたのにあれぐらいのことが出来ないなんて。



夢ちゃんは本当にいい加減だからね~。俺たちと違って背負っているもんがないんだよぉ!




こんな感じである。


しかし、本当に不思議なことに悪口の言い方にもコツがあるみたいで悪口にも愛嬌やおかしみのあるチャーミングな悪口がある。


逆に聞いているとうんざりするエンターテイメント性のない悪口もある。


この差は何なんだろう?

この前、Kくんが「俺のクラスには彼女がいる奴がいないんですよぉ!」と言っていた時、先輩がすかさず「君を見ていたら、そうだろうね~」と切り返していた。(-_-;)

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