表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
73/300

雑誌・「ターザン」

私は自分は甘い先生と思っているのだが、生徒にはボケた先生と思われている。


雑誌「ターザン」のやせる特集みたいなのを教室で見ていたら、あっちゃん、のんちゃん、ヒデキ、カズマらが笑い死にしそうになっていた。


「ひどい!これはひどすぎる!」

「やせる特集を買うなんて・・・」

「買う時、エロ本より恥ずかしいよね!エロ本で挟んで隠したりして」

「無礼者!ちゃんと買っていますよ!堂々と」

「店員さんもレジで受け取って、プッって耐えてたと思う」

「ギャーハハハ、表紙もひどいっすね!山口達也吠える『今の若い子は細すぎて色気のカケラもない』だって!」

「本当にカッコいい人が出てきたら、『ふん!自分とは関係無い人!』ってなっちゃうから」

「ぶよんぶよんですよ!」


「あ~、全く師弟愛のない子たちだ!こんな生徒育てるんじゃなかった!毎日いろいろ工夫しているのに!」


「この巻末の商品の広告もひどいっすね!」

「パンチングボールとかダンベルとか、買っても全然やらんと思う」

「やりますよ!失礼な!」

「絶対やらん!」


あっちゃんは水泳部のキャプテン、のんちゃんはハンド部の副キャプテン、ヒデキはマーシャルアーツをやっていて、鍛えられている。カズマは運動部はやっていないが、サーフィンをやっている。



「だいたい何でターザン読んどるのに、やせんの?」


ギクッ!(-_-;)


「やせる特集の後に美味しいレシピとか載っているのが、ダメっすね!」


「うむむ・・・」


「でも先生って食べる量すごいからこれでも驚異的な体型かも」

「よくデザートバイキング行ってるもんね。チョコフォンデュとか」


「またみんなで行きたいですね」


「女子も呼んでね」

だんだん脱線していく一同であった。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ