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松平健「忠臣蔵」

さて、病院に行く日に挟まれた昨日は読売新聞さんのご招待で名古屋の御園座で松平健さんのお芝居「忠臣蔵」を拝見しました。




しかし、私は何故か「忠臣蔵」が昔から好きじゃないのです。私は一応、国語・国文学会のメンバーですが、国語・国文学会にはおおざっぱには平安時代中心の派閥と江戸時代中心の派閥があります。

私は「源氏物語」の専門家だから、江戸時代中心派閥とは対立しているはずなのですが、上田秋成や為永春水も好きだし、狂歌も好きだし、しかし、江戸最大の作品「忠臣蔵」はちょっと嫌いなのです。


何故、嫌いなのかをつきとめるため大河ドラマやお正月の12時間ドラマ、映画などで「忠臣蔵」をやっていると必ず見てしまうし、「忠臣蔵」研究の本もたくさん読んでいるし、あれっ、これってもしかして好きっていうこと?

中村勘三郎と大竹しのぶの大石内蔵助とおりくは軽かったなあ。しかし、高倉健と浅岡ルリ子の大石内蔵助とおりくで浅岡ルリ子のあのメイクのままで出てたのは何だったんだ?

吉良上野介の役がやれる上品な老人がいなくなったな、等いろいろ考えさせられます。


昨日の「忠臣蔵」はクライマックスである討ち入りを描かず、その前後の大石内蔵助とおりくの心を描くもので、これはこれで面白いと思いました。ちなみにおりくの役は紺野美沙子さんでした。主税の役が崎本大海、遥泉院の役が森ほさちでした。




昨日、印象的だったのは普段、老人ばっかりの御園座にけっこう若い子が来ていたことです。「忠臣蔵」の後のマツケンコンサート(一時間弱)を見に来ていたのか?それにしても。



私は松平健にコンサートをやるほど持ち歌があるのかが気になりましたが、「暴れん坊将軍」のメロディに歌詞をつけたものなどあり、びっくりしました!そしてマツケンサンバが二回もアンコールがあり、圧倒されました。マツケンと「忠臣蔵」恐るべし!

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