表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
55/300

病院の光景(-_-;)

こんにちは。

私は以前はちょっとしたことは活動報告に書いていたのですが、最近は「エッセー集」という形にしています。

それをちょっと更新出来なかったのですが、ちょっとした病気になっていました。

しかし、私は短気からデータを消してしまったのですが、以前いろいろ載せている時にある重い病気の方に活動報告を読んで気を紛らわせています、というおたよりをいただいたことがあり、ちょっとした病気のことを書いたりするのは深刻な病気で悩んでいらっしゃる方に失礼なような気もしました。

けれど、起きたことをいろいろ記録しているので、病気になったことだけ隠すのも変だし・・・(-_-;)



この先、病気や病院の話は苦手な方はご遠慮下さい。






さて、柳ヶ瀬に行った日ぐらいから左足のつけねのこぶが痛み出しました。

こぶは以前からあったもので、そこを虫が刺したのか、と思っていましたが痛みがなかなかひかなかったので、ちょっと大きめの病院に日曜日でしたが行きました。この前の日曜日。そうしたら「ガングリオンというものじゃないか。それは休日診療の先生では診られないから週明けに整形外科に行って下さい」と言われ、週明けに整形外科に行きました。それが月曜日。


そうしたら、「これはガングリオンじゃなく、粉瘤。まずは薬で治してみて。それで終わるか、手術するか半々」と言われました。


そして、昨日、火曜日にそのこぶから膿、血が出てきました。

それを今日、せに行ったところ、結局、簡単な切開手術をすることになりました。



恥ずかしながら、私はスポーツの部活をやったこともなく、大ケガは子供の時にひき逃げにあったことぐらい。

入院するような大病をしたこともなく、痛みの経験があまりありません。


しかし整形外科の先生と看護婦さんたちには日常茶飯事なのか、先生は真面目な感じの方でしたが、看護婦さんたちは髪を金色に染めた元気なオバチャンたちでした。(-_-;)



麻酔の注射をし、患部を切開したのですが、私は気力がなく、それは目をつぶったりしているうちに終わってしまいました。

足のつけねのこぶということでトランクスの上にハーフパンツという格好でしたが、看護婦さんたちはハーフパンツとトランクスをまくりあげながら、「ギャーハハ」と笑っていたり、精神的にも大ダメージです。(ToT)




その後、処置室というところで、点滴を受けることになったのですが看護婦さんが「注射痛かったの?男の方が弱いからね。女は出産とかあるからね」と話しかけてきて、出た!人生説教だよ!(ToT)



若い時だったら反発したかもしれませんが、反発する元気もなく、また看護婦さんの人生説教には一理あるような気もして、点滴を受けていました。


そうしたら、処置室のカーテンで仕切られたところで、声からかなり高齢と分かる女性が「土曜日に孫の結婚式に出るから一日おきに強い痛み止めを打ってくれ!」と主張しており、「人生の厳粛(by太宰治)」を感じました。結婚式をやることもなく、出ることもなく、麻酔や点滴で弱っている自分はやっぱりダメなのかも知れない。(ToT)

整形外科の先生は「強い薬を一日おきに使ったり出来ない!」と押し問答していました。

看護婦さんたちは「〇〇〇は豚キムチだよ、ギャーハハ」(〇〇〇は聞き取れなかった)と話したり、病院内の派閥抗争を熱心に話しあったり、その喧騒の中、自分は死んだようになりながら、自分、整形外科の先生、看護婦さんたち、処置室のばぁちゃん(生命力の弱い順)、みんな生きてるな、と志賀直哉風の感慨を得ました。


ここまで書いて、思い出したのですが、去年、祖父が肺癌の手術を受け、集中治療室を出た時も、看護婦さんが「明日から歩行の練習をします!」と言うので、「そういう特別な部屋があるんですか?」と尋ねたら、「この部屋でやります!」と言われました。(T_T)



看護婦さんはみんなが思っているほど天使みたいな存在ではないようです。

三十を過ぎてそんなことが分かった自分はどうすればいいのでしょうか?

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ