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話しかけられる

何日か前に「息もできない」という映画を観た感想を書いたが、今日、生徒と話していて、映画の本筋と関係無いあることが判明した。




「息もできない」を観て、エレベーターに乗り込んだ時、元気そうなじぃちゃんと一緒になった。インテリで弱々しい老人でなく、昔は遊びもやりましたという感じのいい味のオヤジィだった。


そのオヤジィがいきなり「今の映画、すごくよかったね!」と話しかけてきた。私も私で「全盛期の今村昌平監督みたいでしたね!」など話していた。

そして、映画館の出入口で「お先に失礼しますね」と去った。

と、のんちゃんに話したら、「よく話す勇気ありますね~」と言われた。




考えてみると私はよく話しかけられる。デニーズでよく仕事の準備をしているのだが、ある時、ウェイトレスに「クリスマスケーキが売れ残ってしまったので、切ったのを食べませんか?500円ぐらいで」「いいですよ」

私は冷たい食べ物が苦手だったので、ケーキに添えてあるアイスクリームが溶けるのを待っていた。


「どうしてアイスクリーム食べないんですか?溶けちゃいますよ!」

「ハーハハハ、君は面白い子だね!」


こっちこそ面白い客である。



また、教室のそばのスーパー銭湯に入った時も、いい味のオヤジィが入浴後、「兄ちゃん!服着るとわこう見えるのう!」と話しかけてきた。


ヌードはデブデブのオヤジィってこと?(ToT)




また私から人に話しかけることも多い。


松坂屋美術館で外国製のノートやレターセットを安売りしていた時も「こんないいものを安く売っちゃダメでしょ!」と話しかけた。店員さんは笑っていた。




そうか私が老人になると話しかける老人になるんだ。

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