響けレイディオ
私は普段、あんまりテレビを見ない。別にかっこをつけている訳ではなく、夕方ごろから夜が仕事なので、ゴールデンの番組をあまり見られないのである。
それで私は仕事の後はNHKのラジオ深夜便というのを聴くのを楽しみにしている。とはいえ、この番組はそんなに集中して聴く番組ではない。基本的には年配の方向けで静かな番組である。
しかし、だからこそジャズやシャンソン、オールディーズの曲を楽しめる。フランク・シナトラ、シルヴィ・バルタンなどなつかしい(厳密には彼らの活躍時、私は生きてなかった訳だが)曲を聴きながら、本を読める。そこが気にいっている。
もっともNHKらしい変なとこはたくさんある。まず放送をやっているのがNHKをやめた老人で、時々、急に別な老人に交替する。
あまり考えると怖い。(-_-;)
また放送時間は23時20分から5時までだが、23時台は各地の老人に電話をかけて話をするなどNHKの素人第一主義がよく出ている。
そんな番組だが、私にも苦手なコーナーがある。
月曜日の24時台にやっている藤沢周平の作品の朗読である。
私は本当に自分自身はダメな人間だな、と思うが国民的作家みたいな人はみんな嫌いである。司馬遼太郎、藤沢周平、村上春樹。
また藤沢周平の朗読をしている松平定知は下手くそ!
来週から美輪明宏先生自伝「紫の履歴書」朗読にチェンジ希望!