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正義の味方のマサキくん

私の生徒は今ぐらいから受験に向けて、スタートする子もいる。


新しくマサキという子が来た。優しそうな爽やかな子だった。


「俺は趣味は車とナンパです」


恋愛体質の夢「あっ!そうなの!ナンパは週何回ぐらいやっているの?」


「今までの人生で一回だけです。その代わり、えっちなビデオを毎日見て、週5~6発、抜いています!」


(-_-;)それはナンパが趣味じゃなくて、えっちなビデオが趣味なんじゃないか、マサキよ。



しかし、私は私で大ボケで生徒のブログの車の写真を見せた。カズマは車の免許証を持っていて赤いクーパーと白いBMWに乗っている。

しかし、それを見たマサキは不機嫌になった。



「(`ε´)先生、車が好きっていうのはこういうのじゃないっすよ」

「えっ、違うの?」

「俺は安い車を改造するのが好きなんですよ。『頭文字イニシャルD』って、分かります?」

「分かりません」


「じゃあ先生に分かるように言いますけど、車が好きっていうのはすごく広いんですよ!(`ε´)先生は音楽好きと聞いて、演歌歌手をヒップホップの歌手のところに連れて行っているようなもんなんですよ!」


「そうなの?ジャズとシャンソンぐらいかと思っていた」


「先生だって、古典の専門家でしょって言われて、大嫌いな『忠臣蔵』の講義しろ、って言われたら怒るでしょ!」


(そ、そうなの?)



そんなマサキくんだったが正義感も強かった。

Kくんが「俺の世界史の先生はホモで」とネタふりをやろうとしたら、「多くの人の中にはそういう人がいるから差別しちゃいけない!」と強引に遮った。



また先輩がKくんを「ハナクソみたいな男の子」とくさした時も「そんな人を傷つけることを言うのは許せない!」と涙を流して怒っていた。


新しい波乱の予感!!(-_-;)

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