エッセー集

恋愛小説を読む男

夢「今日は古典をマンガにしたのを持ってきました。『和泉式部日記』『蜻蛉日記』『更科日記』『春色梅児誉美』などです」

ゆか「こんなのいや！(`o´)もっと豪儀な男たちが命がけで戦う『平家物語』『太平記』『信長公記』とか読むの！(`o´)」

夢「(`o´)女の子はそんなもん読まなくていいの！嫁き遅れるから！」

ゆか「先生の思考の方が時代遅れなの！(`o´)」

夢「むむむ(・・;)」

マサキ「先生～(-_-;)恋愛相談して～」

夢「マサキは素直ないい子です」

マサキ「告白したのに避けられてる(ToT)」

ケンゴ「マサキ、恋愛文学の御大・村山由佳先生の『天使の卵』『星星の舟』『ダブルファンタジー』とか愛読してるじゃん。あれ、やめた方がいい」

マサキ「(ToT)何で！」

ヨーコ「夢みすぎ！」

ゆう子「現実はあんなにロマンティックじゃないの！」

蘭「恋愛文学読む時間減らしたら多分上手くいくよ」

夢「(｀ε´)私は小学生の頃から『源氏物語』や『好色五人女』、テネシー・ウィリアムズの『ガラスの動物園』、グレアム・グリーンの『愛の終わり』、スタンダールの『赤と黒』、サガンの『悲しみよ、こんにちは』など愛読してきましたよ！」

カズマ「この青春ゾンビ！(`o´)」