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「シチリア!シチリア!」

今日はもう一本、映画観ました。


「ニューシネマパラダイス」の天才ジュゼッペ・トルナトーレの最新作です。


私はトルナトーレが大好きで「海の上のピアニスト」(原作はアレッサンドロ・バリッコの「ノチヴェント」)も「マレーナ」も劇場で観ています。


そして最新作は名作「ニューシネマパラダイス」の感動もよみがえる傑作でした。特にどんでん返しとかある作品ではないのですが、何も予備知識なしでご覧になりたい方はお控え下さい。




歴史などお好きならご存知でしょうが日本とイタリアは非常に似た歴史や文化を持っています。その中でペッピーノという一人の男性中心に第二次大戦前夜のイタリアから現代までの数十年がペッピーノの父の若き時代からペッピーノの子供たちの未来まで絡めながら描ききられ、3時間近い大作なのに飽きることも緊張が途切れることもありません。実はほとんど説明的なセリフなくストーリーが展開していくのですが分かりにくさはありません。そういうところも下手に作っていない感じで感動しました。力強く生きる人々、その生活、そして時にはさまれる死や悪のかげ。それがまたかえって命と人々を輝かせています。素晴らしい。最初と最後、美しくも活気のある街を少年が走るシーンに号泣してしまいました。


走れ!走れ!未来に向けてみんな走るのだ!そんな命をたたえるメッセージを受け取りました。ジュゼッペ・トルナトーレありがとう!


そして人間や家族の愛や優しさを信じて生きていくんだよ、というメッセージの込められたラストシーンに涙があふれてあふれて本当、こちらも止まりませんでした。でも辛気くさい作品でなく爆笑も何度もしてしまいました。



私たちが生きることには愛があって、優しさがあって、涙があって、爆笑があります。



明日は朝一で教室を開ける係の日ですが頑張ります。



愛があるから生きるのだ!

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