213/300

カズマ日記⑦

一応、受験シーズンなので、自習室などにみんなが遅くまでいます。

「あれっ？」

高一のＫくんが何故か、自習室に。

「Ｋくん、どうしたの？」

「酒飲んだことが父ちゃんと母ちゃんにバレとる。証拠隠滅したのに。(ToT)弟かばぁちゃんがチクった。よって家に帰れん。(T_T)」

困ったな。自由じじい（夢野）に相談しても「酒ぐらいいいんですよ。そうだ！健康ランドで話し合いましょ！！」とかなりそうだし。(-.-;)

「うち、来る？」

「助かるっす！(ToT)」

Ｋくんは俺の部屋でＰＳＰをやったりしていました。

明け方

「あっ！父ちゃんのメールや。『まあ酒ぐらいええやろ。急性アルコール中毒だけ気をつけろ』よかった～、家帰って、学校行こ！」

「よかったね」

その３日後、Ｋくんは新型インフルエンザで倒れてしまいました。

「大丈夫？」（メールで）

「きちぃです。でも父ちゃんがタミフルの他にマムシやスッポン、鹿の角など飲ませてくれたので、大丈夫です」

Ｋくんのパパはお医者さん。

父と子の絆を見た。

夢「今回、私、出番ないんだけど！(｀ε´)」