間違い言葉辞典③
この間違い言葉辞典がいいねとトキイチロ先生がおっしゃったから2011年1月19日は間違い言葉辞典記念日!
①サビ
歌謡曲(日本人がラップ、ヒップホップなどと称するものも広く含む)で盛り上がるリフレインの部分をサビと言う。
若い子でもよく使う言葉である。
しかしこれが誤用なのである。
サビという言葉は「わびさび」という言葉などに名残があるように能などの謡曲の寂莫とした感じのメロディに使われる言葉で明るい曲の盛り上がる部分がサビというのは本当は誤用である。
私の好きな関ジャニ∞の曲などはサビと本当に言える部分のある曲は少ないと思う。(・_・;)
逆にサビがある歌を歌っている人って今は誰がいるだろう。中島みゆきさんの曲も「宙船」など明るいし。
何故か徳永英明さんが思い浮かんだ。(-.-;)
②サワリ
これもけっこう広く誤用されている。
これの正しい意味は「核心部分」「クライマックス」という意味である。
しかし、次のような使い方が見受けられる。
「この映画のサワリを紹介します。主演はブラッド・ピットとキャメロン・ディアスなんですけど、二人がリゾートに行くと次々事件が起こるんです。続きは是非劇場で!」
お分かりのように「導入部分」「イントロダクション」という意味で使っている人が多い。
この誤用は何故起こったのかよく分からない。
今後の研究課題。(?_?)
③一敗、地にまみれる
最後、また漢文の言葉です。
負けるというのの高級な言葉として「一敗、地にまみれる」と言う時がある。
ところが、これは再起不能の大敗という意味なので、使い方によってはたいへん失礼になる。
「昨日、甲子園で一敗、地にまみれたジャイアンツが名古屋ドームにやって来ました」などという表現は不自然なのである。
「地にまみれる」というのは「肝脳が地にまみれる」という表現から来ている。内臓や脳が地にまみれる。中国人怖えな。
だから再起不能。死を表している。
うかつに使わない方がよい。
ところでひどい様を表している言葉だが、「様」という言葉はいい意味では使えないのがもともとの意味である。
「俺のカッコいい生きざまを見てくれ」というのは誤用である。
「ザマあねえや!」という言い回しなどに名残があるように本当はさまというのはネガティブな色の発言である。
センター試験、みんな苦しんでいるけど、一敗、地にまみれたつもりはない。捲土重来を期して頑張る!