「シングルマン」
今日は朝から雪が降っていたのですが映画を観に行ってしまいました。(生徒たちは苦しんでいるのに(-_-;))
今日はヴェネツィア映画祭やアカデミー賞で台風の目になった「シングルマン」を観ました。ストーリーをあまり楽しむ作品ではないのですが、ネタバレごめんの方はご遠慮下さい。
世界的なファッションデザイナー、トム・フォードが映画作りに挑戦と映画界に話題を呼んだのですが完璧なクオリティでため息。天才って何でも出来るんだなあ。(-_-;)
日本でも取り上げられやすいセンセーショナルなテーマをゴッツンコさせて、新たな魅力を生み出しています。その二つのテーマは「自殺」と「BL」(T-T)
こう書くといい作品になりそうにないのですが、両方、非常にリアルに細部まで描いているので、滑稽にも、嘘くさくもならないのです。
ある初老の大学教授が16年一緒に暮らした男の恋人が死んでしまい、一年近い苦悩の果て、自殺することにします。そしてその最後の1日がきれいごとでなく、しっかり描かれるので、ハラハラしながら作品に引き込まれてしまいます。
ストーリー以上に映像美が力点のある作品なのですがストーリーにも素晴らしい彩がつけてあります。
何と死ぬと決めた瞬間、モテ期がやって来て、ハンサムな優等生の少年が教授に体を捧げようとし、教授は死と生の間でグラグラし始めます。ツンデレじじいです。
ただここも演出、セリフなどが素晴らしいためコメディとシリアスなドラマの二面性を持って展開していきます。
教授の役はコリン・ファースというお洒落でハンサムなじじいがやっているので、説得力があります。
教授は死と生のどちらを選ぶのでしょう?気になりますね。それでは劇場で観て下さい。サヨナラサヨナラサヨナラ。(ヨドチョーさん風)