キネマ旬報のベストテン
今日(日付が変わりましたが)キネマ旬報のベストテンが発表されました。
私が去年の回顧で挙げたベストテンとけっこう重複しています。
映画にしろ、音楽にしろ、美術にしろ、文学にしろ、評価、評論するにはある程度の訓練や勉強が必要です。それを一定程度クリアしていると一年間で観ておかないといけない勘所の作品はだいたいおさえられるようになります。
私はその程度のうぬぼれは持って、いろいろ観て論評する仕事をやっております。
ただ矛盾するようですが、自分の好みを貫くのも大事なんです。
キネマ旬報のベストテンには入っていなくても私が挙げた作品は1位と同じ思い入れがあります。楽しんでもらえると思います。
「第9地区」は年間3位になっていました。
私は最初に論評した時からこの作品を激賞していました。
知り合いが全然ダメと言っていましたが、その人はその感性を大事にすればいいんです。
ただし焦らず誠実に取り組むことは大事です。
後先が逆になってしまいましたが、キネマ旬報のベストテンはニュースのサイトなどで観られますので、ご覧になって、私の年間ランキングと比べて下さい!
あと私は田舎に住んでいるので、まだ観てない作品もありますが、是非キネマ旬報のベストテンを参考に観たいです!