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間違い言葉辞典

昨日、センター試験の問題で大正時代の小説を取り上げていて、「敷居が高い」という表現が正しく使われているのをきっかけに間違い言葉について考えるのは面白いと気づいた。


①敷居が高い


正;隣の家の窓ガラスを草野球してて割ってしまった。謝りに行くのは敷居が高い。


誤;こんな高級なしゃぶしゃぶ屋さんは僕には敷居が高いなあ。



「敷居が高い」は「何か悪いことをしたので、相手に後ろめたい」という意味が正しい。しかし、高級で気がひけるという意味で使われる誤用が多くなった。



②破天荒



「織田信長は破天荒な男だった」という一文を正しく解釈出来る人はどれぐらいいるだろうか?


「ハチャメチャ、自由奔放、豪快」これらは全て誤用である。

「何か前例のないことをやった」「最初」それが正しい意味。

つまり織田信長は前例のないことをいろいろやったという意味である。(ただ歴史の厳密な意味では織田信長が最初に何かをやったというのには異議が多い。)


これは前例のないことをやった人(例えばコロンブスやアインシュタインなど)はハチャメチャな人だったというイメージから意味が間違えられていったのだろう。


これは「天荒を破る」という中国古典の表現がおおもとである。科挙という中国の受験の合格者が出なくて天荒(人材不足)と言われた地区があったが、そこから合格者が出て、「天荒を破った」という言葉が出来たのである。



間違い言葉辞典、もしかするとシリーズ化するかも知れない。o(^-^)o

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