2010年回顧・美術
大賞・・・「日本の美に出会う」展(JR名古屋高島屋)
金賞・・・「ギッター・コレクション展」
銀賞・・・「あいちトリエンナーレ2010」
銅賞・・・森田りえ子展(三越・栄店)
注目美術展
・三岸節子展(松坂屋美術館)
・20世紀美術への招待状展(岐阜県美術館)
・マティス・ルオー版画展
・宇野亜喜良展(刈谷市美術館)
最優秀美術館賞・・・該当なし
奨励賞
・愛知県美術館
・岡崎市美術博物館
・松坂屋美術館
審査員特別名誉賞・・・ヤマザキマザック美術館
寸評・・・大賞と金賞はともに私の大好きな江戸時代の絵画の流派・琳派の展覧会という偏愛の結果です。
銀賞は逆に現代の世界の最先端のアートの祭典でみんなの予想外の大ヒットになりました。こういうイベントはどんどんやって欲しいです。
銅賞は今もお元気でご活躍の森田りえ子先生の展覧会。サインもいただきました!(o~-')b
注目美術展は洋画の三岸節子さん。
20世紀美術への招待状は富山県の美術館の作品のコレクション展でしたが一番多様で充実していました。明治の日本画とルーチョ・フォンターナを一緒に観られるなんてすごい!
前衛画家では宇野亜喜良先生の展覧会。エッセー集で詳しくリポートしておりますので、よかったらご覧下さい。
マティス・ルオー版画展は素晴らしい企画でしたが、以前、松坂屋美術館でやったものと出品が重なっているので、大賞を逃しました。
同じ理由で岡崎市美術博物館は福富太郎美人画コレクション展をやっていましたが、私は福富太郎美人画コレクションを観るのは二度めなので、ノミネートしませんでした。(・・;)
最優秀美術館賞は私がいろいろ行けなかったのがダメなのですが、該当美術館なし。
奨励賞は愛知県美術館。トリエンナーレ2010に力を入れていましたが、渡辺崋山展、小川芋銭と珊瑚会の画家展もよかった。惜しいのはこういう常設展に近い展覧会に人が全然来ていないこと。愛知県美術館は素晴らしいコレクションがあるので、自信を持って発信を工夫して欲しいです。
岡崎市美術博物館はとても素敵な美術館。個別の展覧会でノミネートが出なかったのは上記の理由。
松坂屋美術館はデパートのイベント会場を越える意欲的な展示が多かったです。ブラヴォー!
そして審査員特別名誉賞は今年オープンしたヤマザキマザック美術館。常設展しかやっていないのですが日本には珍しく外国作品だけで信念が素晴らしい。またフラゴナール、ドラクロワ、ブーシェなど日本ではほとんど観られないオールドマスターズ中心の構成も素晴らしい。
あとは愚痴ですが、今年は名古屋が400周年で日本美術の古い名作をけっこうあちこちで展示していたのに行けなくてガックシ。(;_;)
また東海地方では古代ローマが一種のブームになり、いろいろ展示をやっていたのですが、それも行けなくてガックシ。(;_;)
来年はゴッホを筆頭にカンディンスキーや堂本印象など大物の展覧会が多いので、楽しみです。(^O^)