映画「悪人」を観て
こんばんは。
「エッセー集」の更新がだいぶ遅れました。
すいません。
活動報告で弱音を書いたりしたので、方向性を悩んでいるみたいに思われたかもしれませんが、仕事が忙しかったです。
受験に詳しい方ならご存知かもしれませんが、今は受験が多様なので、今ぐらいに合格が決まる子もおり、二人合格が出ました。
長い前置きが終わり、本編ですが、今年の話題作「悪人」観ました。劇場で。
夏休みの終わりに中日新聞の試写会に招かれたのですが、忙しくて行けず、やっと自腹を切って、観ました。
結論から言うと、まず「自分は普通の善男善女」と思う圧倒的大多数の人にはおすすめ。
今時点で読売新聞と朝日新聞が年間ベストに選出していますが、何度も泣けるポイントがあり、かなり感動します。監督は「フラガール」の李相日です。「フラガール」で感動した人は号泣必至です。
しかし、その上でつっこむんだけど、あまのじゃく、へそ曲がりな人だけ、この先はお読み下さい。
感動は感動で、いいんだけど、主要キャストがモテないブサイク、ブスで出会い系をきっかけに殺人事件が起こるというのに、妻夫木聡、深津絵里、満島ひかり、岡田将生というキャスティングはいかがなものか?
美男美女ばっかだもん。モテないとか不自然だもん。
「エッセー集」の夏頃の内容に「悪人」は多分、悪人じゃないと書いたが、やっぱり予想通りだった。
妻夫木聡はジィチャンとバァチャンの介護をしたり「いい子」そのものだった。(ToT)
浪花節だよ我が国は、で本当の悪人が主役の作品ってないなあ、日本では。
年末になると私は年間ベストを決めて、映画雑誌社に送っている。
「悪人」はベストテンには入れると思うが、悪に徹していた「告白」を上位にすると思う。
「悪人」キャスティングをリアルにして撮り直してみちゃどうか?