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ラジオと文学者

読書週間だからなのか昨日、NHKラジオに二人大物作家が出ていた。

そんなに意図的に聴いていた訳ではないが、やはり文学のことが好きなので、二人の放送を聴いてしまった。



一人は土曜楽市に出ていた渡辺淳一氏である。

もう一人はラジオ深夜便に出ていた川上弘美さんである。



ある意味、当たり前なのだが、いろんな人が聴いているので、二人の生涯を簡単に紹介するのだが、特に心に残ったのはやっぱり川上弘美さんの方だった。


私は初期の短い作品が好きなのだが、作品を出すごとに特に読み巧者、玄人からは絶賛を受ける大物である。

少し意外なことに川上弘美さんは幻想味を帯びたご自身の作品が日本の文学の伝統の中ではちょっと異質というのは自覚してらした。そういうことは一切考えていない仙人みたいな人と思っていたので、軽い驚きだった。


ただ、お話はおっとりしていたが、ご自分の作品や創作スタイルには強い信念をお持ちなのがよく分かった。



一方、渡辺淳一氏はあまり文学のことを言わず、比較的社会のことに意見を言ったりするのが印象的だった。


相手がNHKのアナウンサーでなく、残間理恵子だったからかも知れないが。


しかし自作の宣伝は意外とお上手だった。

「孤舟」読んでみようかな。






ラジオからはそれるが、今日、予備校街の立派な書店に入ったら、町田康さんの新作が二冊も出ていることを知った。


私が今、生きている作家で新しい作品を積極的に探すのは三人だけである。


町田康さん、津島佑子さん、山田正紀さんである。

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